リスティング広告のキーワード選定の仕方(初級編)

脳トレしてますか?脳年齢がわかるアプリで実年齢を10も下回り、嬉しい気分の廣田です。リスティング広告のキーワード選定は、とても良い脳トレです!それでは、まずは初級編から、、、


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目次

①便利ツールは使える?使えない?
②とにかく考える!キーワード選定の基本
③「ビックキーワード」の考え方と対応
④「ニッチすぎるキーワード」の考え方と対応

便利ツールは使える?使えない?

キーワード作成をサポートしてくれるツールはありますが、一旦使ってしまうと固定観念ができてしまい、より良いキーワードが捻出しにくくなります。(私の考えですが)
また、サポートツールは過去の検索記録を元にしたアドバイスとなりますが、毎日検索されるワードの20%は過去に検索されたことがあるワードだというデータもありますので、いったんこのブログを参考にすべて出し切ってから、足りないものを探しにツールを使用する、のがおすすめです。

とにかく考える!キーワード選定の基本

とにかくすごく考える事が大事です。脳トレです。ユーザーの思考を想像しましょう!
□まずは自社の商品目線で
(例)商品のカテゴリー、商品名、商品番号、特徴、特典、産地、配合成分、サービスエリア、等々・・
□ユーザー目線で
(例)通販、激安、比較、人気、品揃え、送料無料、即日対応、等々・・・

1、上記の2つの目線でひたすらピックアップ。
2、できるだけ多くの人のピックアップリストを集める。顧客から話が聞ければ尚良い。
3、検索の軸となるメインキーワード(表のA)と、補佐的なサブキーワード(表のB)にわけ、掛け合わせる(表のC)
4、すべて出そろってから、そのキーワードを検索して流入したユーザーからCV(コンバージョン=成果:購入や申込みなど)は期待できるか?を再度考える。表の中だと「オールインワン化粧品 比較」。確かにオールインワン化粧品を探している人だけど、比較したい、おそらく比較サイトを探している人がその場でCVに至る可能性は低い。等。
5、メインキーワードと掛け合わせのキーワードが、今後運用するべきキーワード候補です!

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いくつ出ましたか?
100?1000?
出揃ったキーワードから、次の「ビックキーワード」と「ニッチすぎるキーワード」を確認して、対応を考えておきましょう。

「ビックキーワード」の考え方と対応

まずはキーワードは入札式ということから確認です。一つのキーワードに競合他社が集中すれば、上位に掲載するための入札価格は跳ね上がり、1クリックにかかる費用(クリック単価)が1000円を超えてしまうこともあります。これがビッグキーワード。商品によっては、500円や600円でもビッグキーワードといえるでしょう。上の表でいうと、「化粧品 乾燥肌」は現在クリック単価が約577円です。この場合もビッグキーワードと言えます。

もちろんそれだけ魅力的なキーワードということでもありますが、潤沢な広告費を持っていない限り、ここに挑むのは非効率です。

○なぜ非効率?
ユーザーが広告をクリックし、購入や申込みなどの行動(コンバージョン)に至る率(コンバージョン率)が、5%だとします。これは広告としては良い数字ですが、クリック単価が1000円の場合、広告費を10万円かけて5人の顧客しか得ることが出来ないのです。自社の商品単価にもよりますが、とても見合わない結果です。

○どうすればビックキーワードとわかる?
Googleのアカウントを開設すると「キーワードプランナー」という見積もりツールを使用できます。これを使って、事前にどの程度のクリック単価になるか予測しておきましょう。

○対応
上位表示は難しくなりますが、入札単価は上限を設定できますので、商品価格や目標のコンバージョン率にあった単価で入札しましょう
また、キーワードの掛け合わせを増やしましょう。「化粧品 乾燥肌」がビッグキーワードなら、「化粧品 乾燥肌 オールインワン」などに。

「ニッチすぎるキーワード」の考え方と対応

ニッチキーワードはとても大切です。ニッチなだけに、コンバージョン(=成果:購入や申込みなど)数が少なくてもコンバージョン率が良く、効率の良いキーワードであることが多いです。ただ、ニッチ「過ぎる」と検索されず、広告が表示されないため、管理が面倒になるだけであまり意味がありません

○どうすればニッチ過ぎるキーワードとわかるか?
これは単純に、「どう考えても誰も検索しないだろうと思うキーワード」です。

○対応
このようなキーワードを登録しておくのは問題ありません。ただレポートをチェックする度に「表示回数0回」のキーワードがズラリ、、、というのも邪魔です。ニッチキーワードなのか、ニッチ過ぎるキーワードなのか、見極めて登録を控えることも大切です。

最後に、

「適性個数」と言えるものはありません。全体の予算の上限は決められますので、いくつ登録しても、最終金額は同じですし、足りなければ運用しながら増やしていけばいいです。日々の運用で必要不要を分けていき、入札価格の変更などで調整していくのです。

ここからが大変。
まずはキーワード、しっかり考えて一気に作ってしまいましょう!

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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