観光イベントで失敗しない3つの方法
ドラゴンボールをまた読みたいなぁって思いながら最近スーパーサイヤ人になれるんじゃないかと結構本気で思っちゃうイタイ販促アドバイザー・インファクト北海道担当・鵜沼です。
北海道にも色々な観光イベントがあるんですが、参加して思うことは大盛況のイベントとそうでないイベントがあるなって思うんです。
ボクも阿寒湖温泉に10年いた中で、色々な観光イベントというもののお手伝いをしてきました。イオマンテの火祭り、マリモ祭、千本松明などなど。時期になると毎年イベントを体験しに来られている方(リピーター)も見受けられます。
なぜ違いが出るのか?それは観光イベントが観光地活性化イベントになっていないからだと思います。これからの時代のイベントを大盛況にする3つの要素をボクなりの見解ですが書いてみようと思います。
1.文化の発信を地域ぐるみでやる
まずは何でもやれば良いというわけではなく、その地域に根ざした独自の文化、地域が発展していく中で作り上げられた価値、この2つに基づいて発信するという視点を持つ事が大切だと思います。そしてそれを地域で一緒になってやる。
地域が活性化することでその地域を訪れるお客様が旅館やホテルに宿泊したり、お土産物屋さんでお買い物をしたり、その地域での消費が必ず起こります。観光イベントだから観光に携わる方々だけの問題かと言えばそうではないとボクは思います。
自分のお店のお客様としてだけではなく、地域のお客様としてそれぞれがおもてなしの心を持ってお迎えすることが重要です。
自店のメリットだけを考えればやらない方が良いこともあるかもしれません。ですが地域そのものが衰退し、「さびれた〇〇」と揶揄されてしまえば客足も減り、必然的に自店の売上も下がることになってしまいます。
どんな素晴らしいアイディアも発案者だけではイベントは成功しません。それに携わるスタッフや地域の人々の力があってこそ盛り上がる。地域で盛り上がることで最終的に自店のメリットに繋がる。大切な視点だと思います。
2.SNSを意識する
スマートフォンの普及と同時に広がるソーシャルメディアの存在も忘れてはいけないと思います。
写真を撮ってコメントを書いて投稿する。
これが必然の行動になっている人がたくさんいます。もちろんボクもその内の1人。
先日参加した北海道の阿寒湖温泉でのイベント「夏希灯」このイベントもSNSで知りました。そしてどうしても参加したくなった。なぜ……か…
め…は…め…波ーーーーーーーーーーーーー!!
この写真が撮りたかったんです。ボクの友人がアップしている投稿を見てやりたくなりました。
そしてタイミングも合って念願のこの↑↑写真が撮れました。もちろんSNSにも投稿。ボクのSNSの友人たちも来年もやるならば絶対参加するという人もいました。
「夏希灯」は夜の阿寒湖に天然記念物であるマリモを模したケースに願い事を入れ阿寒湖に浮かべるというもの。(願い事は秋のマリモ祭りで祈祷されます。)それ自体がどうしてもしたい人は少ないはずです。
でもそれを湖に浮かべた景色をSNSで見れば、見たいと思う人もいるでしょうし、その他楽しみながら写真を撮る事も出来るということがわかればボクのような人もいると思います。(顔出しパネルも良いかも♪)場所を知らせるためにチェックインポイントを作る事も必要でしょうし、Facebookページもあると面白い効果もあるかもしれません。
主導的ではないにせよ、一昔前には考えられないイベントの告知になり、イベントの情報が広がりをみせ、盛り上がる要素に繋がります。
3.ブラッシュアップしていく
季節もののイベントには毎年のリピーターという方々が大切です。参加して「良かった」と感想を持って頂いた方はファンになってくださいますし、前述のSNSで情報の拡散もしてくれるかもしれません。
それなのに毎年同じものをやり続けていては活性化どころか衰退したと思われて当然です。毎年劇的に変える必要はありませんが、一つずつ少しずつ新しいモノを取り入れてブラッシュアップしていかなければリピーターを獲得するには難しいと思います。
まとめ
観光イベントを観光地活性化イベントにする3つの要素いかがでしたか?
何と言っても一番大切なのは「笑顔と感動」というキーワードと、観光地を訪れる方の「思い出作り」のお手伝いをするという視点です。地域が一体になってお客様をお迎えし、もてなし、笑顔で思い出を持ちかえって頂く。
集めるより集まる。
儲けるより儲かる。
盛りあげるより盛り上がる。
主導的ではなく、他動的に結果そうなる。
地域を訪れるお客様の笑顔と感動を意識したイベント作りは結果そうなっているんだとボクは思います。
インファクト編集部
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