検索順位アップに有効なコンテンツを蓄積しよう

こんにちは、武内正人です。
20170131c
先週の日曜日は友人のイベントで、江ノ島に行ってきました。
暖かくて、もう裸で日光浴をしているおじいさんなどもおり、のどかな東浜でのんびりしていたのですが、ふと気づくと、頭の上がトンビだらけ!
うを!っと思っていると、奴らはお弁当を広げる家族連れなどを狙って急降下を繰り返しています。
酷いのは4〜5羽で連続攻撃し、1撃目2撃目は避けられても、その後の連中におにぎりを攫われて泣き出す子供もいるほど。

聞けば、以前江ノ島の名物として“トンビの餌付け”が行われていたとか…。その後トンビがドンドン増え、今ではこの辺りを縄張りに、人間に襲いかかってくるのです。やれやれな気分で、江ノ島を後にしました。

さて、今回はGoogleの特性を踏まえつつ、検索順位アップに有効な「良いコンテンツ」を作って、それを「蓄積」していく方法について、考えてみましょう。

目次

  • Googleのビジネスモデルをみると、仕組みが見えてくる
  • 検索者によって変わる順位
  • 集めたいお客様の事を考える
  • まとめ|ブログの効果は、たくさんの入り口を作れること

Googleのビジネスモデルをみると、仕組みが見えてくる

これまで、Googleがどう考えて検索順位を決めているのか、について見てきましたが、
それでは、検索順位アップに有効な「良いコンテンツ」っていうのはどういうものか、をもう少し掘り下げてみましょう。

Googleが彼らのお客さまのためにコンテンツを歓迎している、という事をお話しましたが、ではGoogleの仕事の仕組み=ビジネスモデルとは、一体どうなっているのでしょう?
Googleの収入源はいくつかありますが、その中で最も私たちに近い所にあるのが、Adwords(アドワーズ)という広告システムです。皆さんも検索をした時、上の方や下の方に「広告」と書かれた検索項目があることに気がつきます。
この「広告」という表示がなければ広告とは気付かず、思わずクリックしてしまいそうな文言と位置にありますよね。これはあくまでも広告なので、文言や位置は金額によって決まり、クリックすると広告主のサイトにジャンプします。
クリックされると初めて、広告主からGoogleへと支払いが発生します。つまり、クリックされなければ広告料は発生しません。
なので、Googleとしてはやはりクリックもされたいし、かといって「広告ばかりで役に立たない!」と利用者に思われたくも無いわけです。その為ある程度節度をもって広告を掲載しております。

有用なコンテンツをキチッと検索して項目として掲げ、尚且つそれに類する広告を上手に組み合わせていくことで、「検索結果」というコンテンツをGoogleは利用者に提供しております。この辺りのバランスの良さがGoogleの一つの特長と言えるでしょう。

有用なコンテンツは、利用者にとって大切なだけではなく、Googleにとってもお客さんを呼び込むためにも、非常に重要な要素なのです。

検索者によっても変わる、表示順位

さて、次はGoogleの検索順位に大きく影響を与える、検索者の個性=パーソナリティについて見ていきましょう。
例えばあなたが“40代男性”だったとして、「嗜好品・贈り物」と検索した場合、おそらく「キャンディー」「アイスクリーム」などの結果を期待してはいないですよね?「ハムやビールの詰め合わせ」「珍味」「北海道海産物」などの贈り物の通販などが出てくることを期待するのではないでしょうか?
それではあなたが“10代女性”だったらどうでしょう?「キャンディー」だったり「アイスクリーム」「美味しいお菓子」だったりと、全然違うものを期待しませんか?

Googleも当然その辺りを心得ています。今、Gmailなどをお使いなら、ある程度のあなたの個人情報はGoogleに預けてあるはずです。当初はそのデータを参照しつつ出来るだけあなたを理解した上で、検索結果を提示しておりますが、その内更に精度を上げる努力を重ね、あなたの趣味・嗜好までも踏まえて検索結果を出すようになっております。その材料は、あなたの“検索履歴”です。
あなたが過去に検索した履歴を元に、「以前こんな事を調べていたから、きっとこんな答えが気に入るだろう」とか、「こんなことを調べていた人が以前には多くいたので、この人にもきっと気に入ってもらえるだろう」と考えて、結果を表示してきます。

Googleって、サービス満点ですね!

しかしながら、そのデータ自体は、他にも転用されます。もちろん、あなた自身の情報は出さずに、あなたの属性(男・女、年齢、職業、居住地域・年数、家族構成などなど)を参照して検索結果を類推しております。これがいわゆる“ビッグデータ”の素となっているのです。

ここまで進化した検索エンジン“Google”は、当然ながら検索者によって検索の表示順位を変えております。あなたのPCと、私のスマホでは、同じキーワードを検索したとしても、同じ結果にはならないのです。これがあなたのパーソナリティが反映されている証拠と言えるでしょう。

集めたいお客さんのことを考える。

さて、今度は検索される側からもう少し考えてみましょう。
どういったキーワードで検索された時に表示されたいか、と説明したらわかりやすいでしょうか?

例えば、どこかに旅行に行きたいな、と考えたあなたは、どんなキーワードを思いつくでしょうか?

何処かに旅行に行きたい時は、まず「旅行」というキーワードが思い浮かびますね。

しかし、いきなり「旅行」と入力してもその答えは多岐にわたり、その人の気持ちをそそるような、素敵な提案は出てこないかもしれません。
全くイメージがなく、「北海道にしようか?沖縄もいいな。新幹線で北陸もいいな。温泉に入ろうか、都会に行ってライブを見ようか」などなど、イメージをこれから作る場合や、単なる暇つぶしにはよいかと思いますが、ある程度目的やイメージがあるのであれば、もう少し絞り込んだ検索結果が欲しくなると思います。

そこで人は、キーワードを重ねます。

「旅行 九州」

こうなると、旅行の範囲は九州に限られてきます。(人によってはそうではない場合もありますが…)

この場合、九州にある観光地や温泉地などにあるホテルや旅館、観光施設が対象になってきますね。
つまり、このエリアにある対象の施設は、必ず「旅行 九州」というキーワードが入っている事が必要となります。
“入っている”という曖昧な言い方だとわかりにくいかもしれませんが、「九州旅行について、たくさん情報を持っている」と考えれば、わかりやすいかな?
つまり、自分のことばかりではなく、九州や福岡県、熊本県などの県単位、温泉地毎の情報などなど、いろいろな情報が散りばめられている事が大切です。

つまり、検索されたいキーワードについて、「たくさんの情報が掲載されていること=最適化されている」ことが必要なのです。

まとめ|ブログの効果は、たくさんの入り口を作れること

九州という大きな単位ではなく、もっと小さなエリアの情報で情報掲載を狙う方法もあります。
例えば「別府」「熊本」「天草」などのようなエリアの話題や、「露天風呂」「天然温泉」「部屋風呂」等お風呂の種類の話題などなど。
これらをたった一つのページや単位で全部内包しようとしても、これはナカナカ難しいでしょう。文字数は多くなり、内容も混乱してしまいます。
ならば多くのページに各々別の情報を細かく分けて掲載していけば、いろいろなキーワードでの検索を狙えることになります。

これが、ブログの効果です。

毎日、様々な話題でブログを更新していくことにより、「今日は九州全体の話題」「明日は天草という狭いエリア」「明後日は天然温泉」「その次は露天風呂について」などと話題を広げていくことで、様々なキーワードに対する“入り口”を付けていけるのです。

ビジネスのブログを書くということは、様々な入り口を広げ、幅広くお客さまを迎え入れることを実現することなのです。

但し、注意したいのは「なんでも良いからブログを書く」ということではなく、キチンと目的意識を持って、「今日はこんなお客さまを想定して」「今日はあんなお客さまに向けて」など、はっきりターゲットを思い浮かべながら書く必要がある、ということです。

例えば「熊本 露天風呂 夕日が見える」などと検索した場合には、確実にその情報(写真・文章等)を提供してあげなければなりません。そのためには、しっかりこの内容でブログが書かれていないと、検索してきたお客さまは「???」となって、すぐにページを離れてしまいます。これは痛い!
折角連れてきたお客さまを、あっさり帰しては行けません。

たくさんのキーワードでお客さまを呼び込んで、きれいな写真や文章でお客さまを喜ばせ、最終的には「ここに行きたい!」と思っていただけるブログを書く、これが「良いコンテンツ」ということであり、これをブログなどで
積み重ねていくことが「検索順位が高いページ」となる可能性を秘めたサイトといえるのです。

どうですか?
抽象的な“良いコンテンツ”について、少しはご理解いただけましたでしょうか?

明日はもう2月。
まだまだ寒い日が続きますが、ご自愛成され、健やかにお過ごし下さい。

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP
LINE it!