今週の朝礼ネタ|セブン&アイ会長 鈴木敏文氏の名言
いくつになっても仕事を楽しんでいる人は輝いていると思う。。。
株式会社インファクト 代表 大見知靖です。
何気なくTVをつけていたらセブン&アイ・ホールディングスの代表取締役会長である鈴木敏文氏が出演されており、御歳81歳とは思えない輝きに思わず見入ってしまいました。
今回は、鈴木敏文氏の名言からの気づきをお届けします。
セブン&アイ会長 鈴木敏文氏の名言からの気づき
消費者は安い価格を求めているのではない、価格以上の価値を求めているのだ
セブンイレブンで「おむすび」を販売する際にライバルとの競争が激しくなっていき、100円だった「おむすび」を90円。。。80円。。。と値下げをして販売したいとの社員からの要望に鈴木敏文氏は。。。
消費者は安い価格を求めているのではない、価格以上の価値を求めているのだ
と言って、130円や150円の「おむすび」を販売することを指示。社内からは反対の声もあったようだが意に介さず信念を貫き通したのである。結果は大成功!誰も高い「おむすび」など売れないと思っていたが150円の「おむすび」は、150円という価格以上の価値を提供することで消費者の心を掴んだのです。
現在は写真の「金のおむすび」シリーズを180円(生たらこ)〜220円(いくら)で展開し、消費者に新たな価値を提供している。
確かに私たちも売れなくなると値段を下げれば売れる気がしてしまうが、買う側は安い価格を求めているのではなく、価格以上の価値が伝わっていないから買わないだけなのだ。
変化があるからこそチャンスがある
今は変化が激しい時代、だからこそチャンスがいっぱいと鈴木敏文氏は言う。
確かに新しい価値が生まれれば、その価値を満たす商品やサービスに新たな需要が生まれる。私たちのビジネスも情報を伝える手段が印刷物だけという時代から、WEBサイト(ホームページやブログ)やソーシャルメディア・SNSと激変している。現在、その激変していく時代の真っ只中で、私自身が変化の中で多くのチャンスを感じて、その恩恵を受けている。
時代の変化がなけば、今このブログを書くこともなかったし、日本全国で講演をしたり企業からコンサルティングや研修の依頼もなかっただろう。
いかに時代の変化を捉えて、チャンスを見逃さず自分のものとしていくかが大切なのです。
人マネをしていては成功しない独自の価値を創り出せ
高度経済成長期は、まずは人マネをすれば成功した時代だった。しかし、成熟した経済社会となった現代では、人マネをしても成功しない。なぜなら、成功モデルや成功した商品・サービスをマネても、すでに成功している人がいるのだから、その人と同じことをしても成功はできない。と、鈴木敏文氏は言う。
確かに私もそう思う。私もかつて先輩経営者の成功本を読みあさり、いろいろマネてみたもののうまくいかなかった。先人の知恵や教えを参考にするのは大切だが、やはり現代に求められるのは独自の価値。
カンタンに出来ることではないが、独自の価値を創り出す方が仕事も楽しいし、独自の価値なのだから、ライバルと過当競争になることもない。そんな仕事をしたいですよね!
まとめ
いかがだったでしょうか?セブン&アイ・ホールディングス 会長 鈴木敏文氏の言葉は、当たり前のようなだが自分たちが忘れがちで基本に戻れる名言ばかりでした。ビジネスはやはり真理が大切。物事の原理原則を忘れずに私も80歳を過ぎても生き生きと仕事ができる人生を送りたいと思った今日この頃です。
では、今週も楽しんでいきましょう!
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大見 知靖
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