Excel初心者向け「小技」紹介(連番の振り方2種)
こんにちは、ディレクターの多羅尾です。
1日の仕事の中で、Microsoftの「Excel」を何回くらい立ち上げますか?
最近のオフィスワークでは、社内・社外を問わず「Excel」に情報をまとめて資料として保存して共有する機会が非常に多いですよね。
そこで、日々のExcelのドキュメントの作成で、ちょっとしたテクニックで作業効率がグッとアップする小技を紹介して行きたいと思います。
※Excelはとても多機能なので、1つの目的に対して色々なやり方やアプローチがあるので、ここでご紹介するやり方が最適ではないと言う点はご了承下さいm(__)m
- 課題
- 連続データコピーを使ったやり方
- ROW関数を使った自動採番のやり方
- まとめ
行番号(連番)を自動的に簡単に作成する小技
課題
商品一覧の様な表を作っていいて、行を追加した時に毎回「No.」の連番が変わってしまう。
正統派、連続データコピーを使ったやり方
一番ポピュラーなやり方かもしれませんが、行を追加する度に毎回上から連続データコピーで上書きする方法です。
多少手間はかかりますが、毎回更新すれば一番確実なやり方です。
先頭のA列「1」または「1、2」を複数選択して、選択された黒枠の右下の隅を右クリックしたままコピーしたい範囲まで下にズーっと引きずって右クリックの指を話すと、コンテキストメニューが表示されますので「連続データ」をクリックしてください。
下の図のように、予測変換で連続データが適用されました。
曜日などデフォルトで定義されている連続データであれば、規則にそって自動的に繰り返しコピーを行ってくれます。
ROW関数を使って自動採番のやり方
セルの行番号を取得するROW関数を使って、採番する方法です。
このメリットは、行の追加や削除を行っても、関数の部分をコピペすれば自動的に番号を振り直してくれるので便利です。
下記画像の3行目。
このROW関数は、そのセルが上から何行目のセルかを返す関数です。
A列に「=ROW()」、B列に「=ROW()-2」と関数を入れました。
A列は「3」、B列は「1」となっていることがわかります。
今から作成する表の1行目が、Excelの3行目から始まるとすると、Excelの1行目2行目はカウントから除外する必要があるので「-2」と入れました。
この2つのセルを選択して、黒枠の右下を右クリックして下に引っ張って、コンテキストメニューでセルのコピーをすれば連番が自動的に振られます。
こんな感じです↓
簡単コピーをキーボードでやる場合
コピーしたいセルをマウスで選択して、「Controlキー + Cキー」を押します。
そのままシフトを押しながら矢印キーの「↓下」を押してコピーする範囲を決めて「Enter」を押せば簡単にコピーができます。
まとめ
ROW関数を使った場合、ソート(並べ替え)てもあくまで上から何行目と言う数値を返すだけですので数値が変わりません。
その時は、列全体をコピーして「形式を指定して貼り付け」で上書きして関数を取り除きます。
インファクト編集部
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