【簡単解説】Googleアナリティクスの見方と使い方｜行動編

京都でインターンとして働いている山田です！

以前に【初心者向け】グーグルアナリティクスの見方と使い方｜集客編 を解説しました。
→ https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/12203/

「集客レポート」はユーザーの流れをチェックできるので大事なデータですが、より詳細にユーザーの動向を調べることができるのは「行動レポート」になります！

「行動レポート」で実際にチェックできるのは、「ユーザーがサイト内でどのような行動をしているのか」です。自分のブログを分析する時にとても役に立つレポートですので使い方を含め解説していきます！

よく見られているページ

メニューにある【行動】→サイトコンテンツ→すべてのページを選択すると、ユーザーによく閲覧されているページを確認することができます。
ページビューが多い順に並んでいますが、よく閲覧されるページというのは言うまでもなくユーザーが興味関心をもっているページです。多くのWebサイトではトップページや製品一覧ページなどが上位に表示されることが多いですし、ブログでは人気コンテンツが上位に表示されます。

このリアルタイムに表示されるデータを使って、例えば、上位に表示されるのと同じカテゴリー内で記事を作成したり、順位を参考にタイトルを考えたり…することで上位に食い込みやすくなります。

URL検索するときは？

画面の真ん中ほどにある検索BOX内でお気に入りの記事、またはページのURLを打ち込むと、そのページのデータを見つけることができます。

ランディングページを確認

ランディングページは、【行動】→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」を選択すると表示されます。

ランディングページとは、ランディング(着地)のページ、すなわち、ユーザーが訪問した際、最初に見たページのことです。上記の画像のようにブログでは1記事の表示となっていますが、ホームページなどではお問い合わせやスタッフ紹介などのページが表示されているのではないでしょうか。
基本的に上位のランディングページは、そのページが検索結果画面で上位に表示されていたり、ブックマークされていたり、他のサイトにリンクが貼られていたりする場合が多いです。

要チェック！！

上位のランディングページのチェックも重要ですが、直帰率を見逃さないようにしてください。
直帰率とは、ユーザーが 1ページのみ閲覧しすぐそのページから離れてしまった割合です。直帰率の使い方として例えば、ブログは1ページで構成されているため直帰率が高くても問題ありませんが、通販サイトのようなたくさんクリックするサイトでは、1ページだけ見て離れてしまう人が多いと良くありません。

直帰率が最重要事項というわけではありませんが、何かしらの問題があるということを意識し、定期的にチェックしてみましょう。

離脱ページの確認

離脱ページは、【行動】→サイトコンテンツ→離脱ページを選択します。表の〈exit〉というのは離脱数のことです。
そもそも離脱ページというのは、サイトやブログに訪れたユーザーが最後に閲覧したページのこと。当たり前ですが、別のサイトにいってしまった場合も含め、最終的にはサイトは閉じられるので、どこかのページが必ず離脱ページになります。
「離脱率の高いページ」を単純にチェックするのではなく、離脱率の最上部にサイトの平均離脱率が出ているので、「平均よりも離脱率が高いページ」をチェックして、それを常に上回っているページは内容を検討する必要がありそうです。

ポイント

ポイントは“離脱してほしくないページ”を明確にしておきましょう。
例えば、お問い合わせのページや購入方法などが記載されたページなどです。ここで離脱してしまっている場合が多いのは、何らかの理由で購入、または問い合わせまでいかなかったということですからサイト全体を見直して問題点を改善する必要がありそうです。

まとめ

今回ご説明した①よく見られているページ、②ランディングページ、③離脱ページは、マーケティングにおける3つの基本と言われています！
アクセス解析で、ページビュー数（PV数）やユーザー数を知りたい！という方は多いと思いますが、サイトやブログにアクセスしてくれたユーザーが、どのような行動をしているのかを把握することも大事です。今回ご紹介したのは自身のサイトを分析したいときに役に立つ「行動レポート」ですのでこまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。

・【初心者向け】グーグルアナリティクスの見方と使い方｜集客編
→https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/12203/

・【初心者向け】グーグルアナリティクスの見方と使い方｜ユーザー編
→https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/12068/

・Googleアナリティクス「リアルタイム」の見方
→https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/11591/