旅館・ホテルの集客ノウハウ|対策するべき検索キーワード

20160816A

今週のブログ記事です。
今回は、インバウンドも増え、2020年の東京オリンピックに向けて盛り上がっている「観光」がテーマ。旅館・ホテルの集客ノウハウについてです。
旅館やホテルの集客でもやはりホームページは重要。そのホームページ集客で対策するべきキーワードについてまとめました。

旅館・ホテルの集客ノウハウ|対策するべき検索キーワード

目次

  • 旅館・ホテルの集客ノウハウ|屋号で1位になる重要性
  • 旅館・ホテルの集客ノウハウ|競争が厳しい「旅館・ホテル+地域」
  • 旅館・ホテルの集客ノウハウ|地域キーワードの考え方
  • 旅館・ホテルの集客ノウハウ|お客さん側から検索キーワードを考える
  • まとめ

旅館・ホテルの集客ノウハウ|屋号で1位になる重要性

旅館やホテルの集客でもホームページは重要です。

TVで積極的にCMを流しているホテル検索サイトや、JTBや日本旅行などの旅行会社のサービスサイト、楽天トラベルやるるぶトラベルなどの予約サイトなど、今や大手から中小まで、さまざまな情報サイトがあります。
それらのサイトで宿泊する旅館やホテルを探すユーザーも多いですが、もちろん、GoogleやYahoo!で直接検索して、旅館やホテルを探すユーザーも多くいます。
ですから、旅館やホテルのホームページで、さまざまなキーワードを対策することはとても重要なのです。

ただ、その前に当然のことですが、「屋号」で1位に表示されることも大切です。

お客様は、旅行の情報サイトで旅館やホテルの情報を得たり、口コミサイトで評判を確認するでしょう。
そして、その中の多くの方は、実際に公式ホームページを見に来ます。
その際、ホームページが全く無いのも大きなマイナスになりますが、屋号で検索しても、ホームページに辿り着くことができ無い場合、それはホームページが無いのも同然です。

ですから、まずは屋号で検索上位に上がるようにすることを忘れないでください。

旅館・ホテルの集客ノウハウ|競争が厳しい「旅館・ホテル+地域」

次に考えるべきは、

「旅館・ホテル + 地域キーワード」の組合せです。

お客様の多くは、まずこの組合せで検索します。
例えば、

京都 ホテル
別府温泉 旅館
新大阪駅 ビジネスホテル
下田 民宿

などなど。

しかしながら、これらのキーワードで上位表示を狙うのは難しいでしょう。
それは、先に述べたようなホテル検索サイトや旅行会社のサービスサイト、ホテル・旅館の予約サイト、各地位の観光案内サイトなど、ライバルとなるホームページの数が非常に多いからです。
数が多いだけでなく、全国的に有名なサイトはGoogleの評価も高く、これらに対抗するのは相当な困難を伴います。

旅館・ホテルの集客ノウハウ|地域キーワードの考え方

次に旅館やホテルを検索で探す場合の地域キーワードについて考えてみましょう。

旅館やホテルと合わせて検索する場合の地域キーワードは、県レベルの場合もあれば、市町村レベルの場合もあります。
また、駅名での検索も多いでしょう。
今では、市町村名からは消えてしまったものの、歴史的に有名な地域名の場合もあります。

温泉の場合は、温泉の名前が地域キーワードの代わりを果たします。
近所の有名な観光地名が地域キーワードとなる場合もあります。

例えば、「箱根」で言えば、

もちろん、まずは「箱根」で検索するでしょうが、「神奈川」で検索する方も多少はいるかもしれません。
また、「箱根湯元」「元箱根」「箱根町」といった検索や、「元箱根港」なども考えられます。
「強羅温泉」「仙石原温泉」といった温泉名のほか、「大涌谷」「芦ノ湖」などの観光スポット名での検索も考えられるでしょう。

どのような地域キーワードの可能性があるかは、旅行ガイドなどのエリア区分を参考にすると良いでしょう。
そして、お客さんの気持ちになって想像することがポイントです。

旅館・ホテルの集客ノウハウ|お客さん側から検索キーワードを考える

ここからは、かなりマニアックな検索キーワードを考えてみましょう。
お客様の多くは、自分の好みや目的にあった旅館やホテルを探すために、相当マニアックな検索を行います。

例えば、このブログ記事を書いている私は、一人旅が好きです。
しかし、ビジネスホテルはともかく、温泉旅館などでは一人で泊まれるところはなかなかありません。
せっかく観光に来たのだから、近くの温泉旅館で、と考えてもなかなか無いのです。
この場合、私は、

地域名 + 温泉旅館 + 一人旅

といった検索をします。
私の場合、このような形で、実際に「一人旅歓迎の温泉旅館」というのを発見。そこまで書いてくれた心意気に感謝して、ちょっと高かったのですが、その宿を選んだことがあります。

一人旅はざっくりした検索ですが、

  • お部屋の露天風呂がついてた部屋を探している
  • 大人数で泊まれるコテージタイプの宿を探している
  • 小さな子供が騒いでも大丈夫な宿を探している

など、お客様は自分にぴったりな宿を探すためにマニアックな検索をします。
その検索に備えたキーワードを対策することは、旅館・ホテルのターゲットにぴったりなお客様からのアクセスが期待できますので、オススメです。

箱根の例で言えば、

  • あじさい電車(に乗りたい)
  • 箱根駅伝(を宿から見たい)
  • 彫刻の森美術館(に行きたい)
  • 小田原城(の近くの温泉旅館に泊まりたい)
  • 相模湾の海鮮(が楽める宿を探している)

といったパターンが考えられるでしょう。

まとめ

今回は、旅館・ホテルのホームページで狙うべきキーワードについてまとめました。
実際、これらのキーワードをどのように狙っていくのか?というのが次のポイントになります。
そちらについては、次回、旅館・ホテルのスタッフブログの役割についてブログ記事を書きますので、お楽しみに。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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