潜在意識はショックによっても打ち込みがかかる。。。が使い方を間違えないように!

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初めてのデートで成功するには?

彼女との初めてのデート、いろいろ計画を練って何とか彼女に気に入ってもらおうと画策する場面だ。そんな時に、一番手っ取り早い方法がある。それは、ショックを与えるようなシテュエイションを作ることだ。
ショック?と聞くと意外かもしれないが…。
ということでお勧めなのは、遊園地のジェットコースターだ。試しに暇な人は、ジェットコースターの乗り場と降り場のカップルを観察してみるがいい。乗る前と降りてきてから、つまり使用前と使用後では、カップルの密着度がぜんぜん違うはずだ。
これは、ショックが潜在意識に強い打ち込みをかける実証例だ。彼女は、とても恐ろしいジェットコースター体験の最中、そばに一緒にいてくれた彼氏に強く惹かれるようになるのだ。(もちろん、気弱な彼氏が気丈な彼女に惹かれる場合もままあるがwww)

心と身体の不思議な関係

実はこの現象は「吊り橋理論」として知られている。
不安定なゆらゆら揺れる吊り橋の上では、人は自然に交感神経が刺激され心拍数が上がる。
そんな状況で異性と出会うと、なぜか相手に強く惹かれるというもので、カナダの学者が発見した。
このように、ある種のショック、または高揚状態のような時に飛び込んできた情報は、潜在意識に深く打ち込みをかける。
そのショックは時には、痛みや恐怖といったマイナスなものから、時には大きな感動のようなプラスのものまでいろいろある。
「子どもの頃、犬に咬まれたことで大人になっても犬が恐い」などのマイナスの経験はトラウマ(心的外傷)と呼ばれ、根強くその人の行動を規定する。なかなか禁煙できなかった人も、生死を彷徨う大病をしてぴたりと禁煙出来たりする理由はここにある。

ショックをコントロールするのは難しい

優秀な医師は患者の悪習慣を断つ目的でそれを続けたら恐ろしいことになると警告することがある。
いわゆる「ショック療法」だ。悪意のあるマインドコントロールでは、ショックを使って人の心を操作し怪しげな教祖に服従させたりすることもある。
ところが、このショックを他者からではなく自分が意図的に自分に与えてコントロールすることはとても難しい。
そもそも、ショックというのは自分で予期せぬものだからショックなのであって、自分で事前にわかっていたらショックにはならない。
だから、悪いことをして痛い目に遭い、二度とそれをしなくなるなど、どちらかというとマイナスのショックの偶然に頼る以外は、ショックを活用した潜在意識への打ち込みというのは考えにくい。
強烈だがコントロールしにくいのがショックによる打ち込みなのだ。

徳川家康の辛抱強さの原点

1573年弱冠30歳の若さだった徳川家康は血気に逸って武田軍の誘いに乗り三方ヶ原で大惨敗を喫した。
恐怖のあまり失禁しながらほうほうの体で浜松城に逃げ込んだ家康は、直後にその惨めな姿を絵師に描かせている。
これが世に名高い顰像(しかみ像)だ。
その後家康は、軍略も考えずにその場の勢いだけで相手を侮って痛い目にあった経験を忘れないために、戒めとしてこの画を大切にしたという。その後、天下を手中に収めるまでの家康の辛抱強さ、慎重さの原点はこの敗戦のショックにあったのかもしれない。
このように自らショックを上手く自分の潜在意識に取りこんで成功する例は稀だ。
人は出来れば痛い目に遭うのは避けたいし、こうした体験は望んで出来るものではない。
では、もっと日常的な潜在意識への打ち込みの方法はないか。これを次回紹介しよう。

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中川 理己

昭和32年北海道室蘭市生まれ、北海道大学理学部高分子学科中退 レコード会社営業マンを経て、昭和61年(株)土屋ホーム入社 昭和62年より(株)土屋経営へ出向。 平成2年より同社3KM事業部門責任者として1500社に及ぶ企業の3KM導入に関わる。 平成12年同社常務取締役 平成20年末、(株)土屋経営の3KM事業部門を継承し株式会社ブレイド・イン・ブラストを設立 平成21年1月7日 同社創業
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