最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書レビュー|課題図書

20151112A

おはようございます、冬季限定のチョコレートが次々に発売されてテンションが上がるコンノです♪
朝、チョコレートやクッキーなどの糖分を摂取しないと頭が働かないので新商品はついつい買ってしまいます☆

10月の課題図書は、栗田朋一著【最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書】です。

本の装丁の【PR】の文字がまるっこくてピンク色でかわいらしいくて好きです(笑)、内容は著者の経験から生み出された新しい広報について書かれています。

目次

  • 【最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書】の目次
  • スタッフレビュー
  • 最後に…

【最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書】の目次

第1章 ニュースリリースをつくる前に
第2章 マスコミとはしなやかで、したたかなお付き合いを
第3章 PRストーリーはハッタリを利かせる
第4章 「創る広報」は、社内ネットワークが決め手
第5章 これからの広報は他社とも連携すべ
第6章 最新メディアを使ったPR術・情報収集術
第7章 もっと広報の仕事を楽しもう

名畑レビュー

どうすれば商品をアピールすれば知ってもらえるか、買ってもらえるのかのしくみを改めて考えさせられました。

人に熱意を伝える為には「また今度。。。」では伝わらないとありました。
人と話ながら考え案を出すアドリブ脳が必要です。
確かに人と話している時やっぱり今思い浮かんだこの案がいい!この方法ならできる!といったことがあります。
打開案を出すことは熱意を伝えることと同じです。
客が興味を持っているのは今だけなのでこちらの熱意を直接すぐ伝えるのも広報の仕事です。
最後はやっぱりお客様を想う熱意が言葉になるかどうかですね。

マイナスをプラスに変えるストーリーだと商品はうれます。
マイナスのイメージがある商品をいかにプラスに変えられるのかがカギです。
逆にプラスのイメージしかないからヒット商品はヒット商品なんですよね。
マイナスのイメージを持っているとなかなかプラスにはなりません。
そのマイナスから目を反らさずイメージを受け入れて改善策のストーリーを考えることが大切ということに勇気をもらえた気がします。
失敗があってもまっすぐ向き合う強さに共感しました。
逆境にも負けず自分の信じるもののために頑張る芯が強くないとできないことだと思いました。

岡田レビュー

「攻めの広報」の事例も多く読みやすかったです。また、今となっては誰もが知っている「訳ありグルメ」の誕生秘話や、それを世に知ってもらうためのストーリーもわかりやすく解説されていました。

後半のSNSを活用したPRのところは、インファクトは普段から言っていることなので共感する部分も多かったです。私自身、最近仕事に関係ないこともFacebookで発信するように心がけていますが、仕事関係の人からの反応もあり、より関係性づくりに役立っていると実感しています。とくに、最近は社内コミュニケーションにも少し役立っている気がします。
コミュニケーションの基本は自己開示から。そこからよい関係性が築くことができ、広報活動活動にもつながっていくのだと思います。

今、当社がオススメしている「企業のメディア化」はまさに「攻めの広報」をするための土台づくりでもあるんだと、この本を読んで強く感じました。

篠崎レビュー

大変興味深く、さまざまな面で参考になる「気づき」の多い良書でした。
単に「広報」というだけでなく、広くマーケティングに活用できるヒントに溢れています。きっと他のメンバーがプラスの面については書いていると思いますので、私は逆に気になった部分を3点ほど。

弊社のように、世間的に知名度が低い中小企業や個人事業主、ベンチャーが参考にする場合、かなり割り引いて読む必要があると感じました。本文では「中小企業が」と繰り返していますが、著者は「日光江戸村」を手がけ、電通に勤め、この本の成功事例の多くは「ぐるナビ」の事例です。
本当の意味での中小企業とは異なり、「屋号やサービス名が既に知られている」からのスタートということを考えると、参考にはなるのが、そのまま活用するのは危険だろうと思います。

二点目。この「広報」は、かなり恣意的にネタを「創る」こと。読んでいて時に、それは逸脱なのでは?と感じる部分がありました。本書ではあまり触れられてはいませんが、著者なりの基準があったはずです。「創る広報」の前に、自分自身・自社にとっての「広報」そして「マーケティング」の「基準」を用意しないと、「広報」が一人歩きしていくような危惧を感じました。できればその部分もしっかり書いて欲しかったです。

最後に、この「広報」のあり方は非常に魅力的ですが、時に「広報」の力を過信し過ぎる危険があるような気がします。言い方は悪いですが、ちょっと自分の仕事に酔っている、そんな感じを受けました。
「広報」はお客さんやサービス、会社やその構成員があってこそ、だと思います。著者ももちろんそんなことは百も承知で、きっと自身が担当の際はキモに命じていたと思います。ですから、これは本書の読者側、受け取る側の問題だと思いますが。

気になる点をまとめましたが、非常に魅力的な内容でとても参考になることは確実です。まだの方は「広報」担当でなくてもご一読をお勧めします。

望月レビュー

私はこの本を読むまで広報の人がどんな仕事をしているのか知りませんでした。
読み進めると広報の仕事がどのような物かがわかり、デザイナーとしてこの本を読んでどう活かせるかを意識して読みました。
ニュースリリースはマスコミの人が取り上げてくれないと書いても意味のない物となってしまいます。ですので、マスコミの人と繋がりを作るなど色々な対応策があります。
Webやブログもニュースリリースと似たような所があると思います。
ユーザーにサイトやブログを見てもらって、「誰かに知らせたい」と思わせてシェアしてもらわないと、より多くの人に見てもらえる、読んでもらえるサイトやブログになりません。
例に出していたニュースリリースでは、四コマ漫画をコンテンツにして少しでも気をひかせる工夫をしていました。
サイトやブログでもプラスα気をひかせるコンテンツや情報を載せて気をひかせることで、ページの滞在時間が延びたり、再度訪問してもらえる可能性が高くなると思いました。

波塚レビュー

これまで広報がどんなものか考えたことすらなかったので新しい発見や気づきがありました。
様々な視点からPRすることについて実例をもとに書かかれていますが、この本を読んで一番感じたことは、広報には決まったやり方などがあるわけではなく、人の考えや発想が何よりも大切だということです。確かに、私がよく読むメディアなどは他にはない発想のものが多く、思わずひとに知らせたくなります。ひとの考えに共感し広がっていく、SNSも同じくつながりを大切にすることも重要だと感じました。

 

最後に…

広報の仕事について書かれていますが、企業のメディア化にも通じることがたくさん書かれていました。

1.【自社の強みを知らないと広報はできない】
企業のメディア化も自社の商品・サービスの強みを理解した上で情報発信しなければ、お客様に伝えたいことが伝わりません。

2.【ストーリーがあれば巨大な敵にも勝てる】
中小企業でもコツコツと情報を発信続けることで、巨大なメディアよりも有益な情報を届けたい人にダイレクトに届けることができます。

3.【プライベートな情報で自分のキャラをつくる】
ブログを書くときは、必ずまくらことばを入れてから文章をはじめるようにしています。
誰が書いているかわからない記事は読まれないと考えているからです。
インファクトのスタッフは、まだまだキャラが確立されていないな…と感じていたので「何かで有名になる」の部分はとても参考になりました!

4.【公式アカウントでは宣伝色を消す】
ソーシャルメディアで橋員するときに心がけている事の1つです。
宣伝色や営業色が出てしまうと、プライベートな空間で使用されている方に敬遠されてしまうからです。

5.【話し下手をキャラクターにしてしまう】
私は話す&文章を書くのが苦手です…(;゚∀゚)
しかし、欠点にみえることをキャラクターにしてしまう!
苦手意識で凝り固まってしまうより、そこを表に出してしまう。心が軽くなりました(笑)

広報担当者の方だけでなく、メディア化に取り組まれていらっしゃるスタッフの方にオススメの一冊です☆

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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