中小企業向け|Facebookを利用した会社のブログのアクセスアップ方法・事例

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こんにちは、ライターのIntergalacticです。
初めましてになりますが、これからみなさんの疑問をしっかりと解決できる記事を書いていけるよう精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いします!

ちなみに最近はというと、春がくるぞーと楽しみに思ってたところ、なんだかいきなり夏がやってきてしまった感じでちょっとなんだかなぁーという感じの日々を過ごしております。
何はともあれ冷やし中華を早く食べたいです。

さて今回のブログ記事ですが、Facebookを活用して自社のブログメディアを成長させていくためのポイントやヒントについて、様々な事例をもとに解説していきます。
特に中小企業向けの内容になっておりますので、会社の広報としてWEBを担当されている方などはぜひ参考にしてみてください。

目次

  • ブログとFacebookの両方を利用する理由
  • Facebookやブログを利用してアクセスUPに成功している会社の事例 9選
  • まとめ

 

 

ブログとFacebookの両方を利用する理由

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今WEBのプロモーションが大事なのは間違いない!だからやるしかない!というような、受け身のスタンスでの運用になってしまっていませんか?

ツールの特性や利用する意味をしっかりと理解した上で使用しないとまったく効果がでなかったり、効果を最大化できずに取りこぼしにつながってしまう可能性があります。
もちろんブログとFacebook、どちらも自社のプロモーション用のツールという点では同じ訳ですが、それぞれに特徴があります。

Facebookの特徴

露出回数・ユーザーとの接触回数を増やすための宣伝ツールです。

リアルに置き換えた場合には、お店の外を歩いているお客さんの興味や関心を惹くPOPや呼び込みなどの宣伝行為と同じものになります。
→ うまくいけば沢山の人のタイムライン上に自社のコンテンツを露出できる+Facebookページで定期的にユーザーとコンタクトが取る事ができます。

ブログの特徴

ユーザーのニーズを踏まえた上で、自分たちが伝えたい事をじっくりと十分に伝える事ができる宣伝ツールです。

リアルに置き換えた場合、お店の中でお客さんに商品の説明をじっくりとしている行為と同じものになります。
→ 自社の存在を知ってもらうだけでなく、SNSで拡散してもらう+問い合わせや注文など、さらに一歩踏み込んだアクションにつなげられるツールです。

以上の特性を踏まえた上で、理想的なユーザーの行動フローをまとめると、

①Facebook上で自社の存在を知ってもらう

②ブログに来訪してもらう

③ブログのコンテンツに満足してもらいシェア(紹介)をしてもらう

④問い合わせや注文などに繋げる

になるわけですが、このサイクルのループ回数が多くなればなるほど、Facebookを活用したブログのアクセスアップに成功している事になります。
当然、①を経由せずに検索エンジンや他のサイトからそのままブログに来訪するルートもあるわけですが、③のシェア回数が伸びればSEO効果も高まり露出回数も増えるので、より効果は大きくなっていきます。

現状思うような成果が出ずに困っている方は、まずは①~③のプロセスのどこに一番問題があるのか、課題の特定をする事から始めましょう。
そもそもほとんどシェアされていない、ブログへの来訪数は多いのにシェアしてもらえていない、など課題によって実行するべき施策も当然変化します。

 

Facebookやブログを利用して成功している会社の事例 9選

課題の内容に応じた施策を実施する事が大切と先ほど説明しましたが、それに関連して、ここでは会社の具体的な成功例、課題に対してどんなアプローチをしたかをそれぞれ3つのポイントに分けて紹介していきます。
自社の取り組みに応用できそうな事例はないか、ぜひ参考にしてみてください。

①Facebook上で自社の存在を知ってもらう

「いいね!」してもらう回数が増えれば増えるほど、Facebook上での自社の露出回数は多くなりますが、そもそもの露出が少なすぎる場合にはある程度の数の「いいね!」を集めるまでのハードルが高かったりします。
ここではFacebookページを開設したもののファンが少なく困っている方などに向けて、Facebook広告を利用してそれぞれの目的成功につながった事例を紹介します。
それぞれ「いいね!」を集める事を目的にした施策ではありませんが、目的に対して効果的なターゲットを設定し、その層にしっかりとリーチするという点では十分参考にできるかと思います。

 

1. relux

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Facebook広告を利用して接触回数を増やした結果、CVRが20%増に!

高品質なホテルや旅館を予約できる会員制の宿泊予約サービスの「relux」は、過去に自社サイトを訪れて予約フォームのところで離脱した事があるユーザーに対してその時に閲覧していた宿泊施設と関連度が高い広告を表示する事によって、CTR(コンバージョン率)20%増加につながりました。
自社のサイトやブログにある程度のアクセスがある場合は参考にできる事例です。

予約する可能性の高い利用者に対して、最適なクリエイティブで広告を出すことができるダイナミックプロダクト広告に、私たちはチャンスを感じました。
株式会社Loco Partners CMO 宮下 俊

https://ja-jp.facebook.com/business/success/relux-2より引用

 

2. パラマウント ピクチャーズ ジャパン

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Facebookの動画広告を利用した結果、映画作品への好意度が+7.2ptに!

老舗映画会社のパラマウント ピクチャーズ ジャパンは、新作映画のターゲットである20代~50代男性にターゲットを設定して動画広告を配信した結果、映画が好きなユーザーだけでなく普段映画をあまり見ない人たちにもリーチできて結果、新作映画の認知度向上につながりました。
広告の配信の仕方がテレビCMの手法と近い事例ですが、費用が押さえられることに加えて効果検証もしっかりと行えるので、ターゲットがしっかりと定まっていてどうしても成功させたい新規商品のプロモーションの際などに参考にできるかもしれません。

宣伝する作品に合った年齢や性別、属性のユーザーを その都度確実にターゲティングし、戦略的に予告編動画を 届けることができるのが、Facebook広告のメリットです パラマウント ピクチャーズ ジャパン マーケティング本部長 星野有香氏

https://ja-jp.facebook.com/business/success/paramount-japan より引用

 

3.Freee

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BtoBでも効果あり。Facebook広告からのCVRが他の広告と比較して2.5倍に!

クラウド会計ソフトを扱うfreeeは、自社サイトを訪問したことがあるが会員登録しなかったユーザー、そしてその対象にあたるユーザーと類似するユーザーをターゲットに設定して効果的にアプローチを行い成果を出しました。
BtoBの中でもfreeeと同じように個人事業主や中小企業をターゲットにしている企業は参考にできる事例です。

ウェブサイトカスタムオーディエンスや 類似オーディエンスといっ た機能が実装されてから、 Facebook経由のユーザー獲得数が爆発的に増えました
freee株式会社 マーケティング部 鈴木幸尚氏

https://ja-jp.facebook.com/business/success/freee より引用

 

Facebookでの露出回数を増やすために広告を使う方法を紹介しましたが、リアルで地道に人脈を築いていくというのも当然ながら有効な方法になります。
もちろん知り合いに無理に「いいね!」を強要するという事ではありませんが、足を使ってWEB上の影響力を高めるという方法も忘れずに覚えておきましょう。

②ブログに来訪してもらう

Facebook上のコンテンツが興味深いものであれば、当然もっとそのサービスや商品の事が知りたくなり、Facebookからブログに来訪してみたくなりますよね。
ここでは魅力的なFacebookページを運用している企業やサービスを紹介します。
Facebookページとしてだけではなく、ブログがシェアされた際にタイムライン上で表示される仕組みを設定するOGPにも、そのまま応用できるかと思います。

 

1. 海のホテルひろせ

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パンフレットに載っていないオススメスポットなど、現地の人しか知らない情報を提供してくれるのがウリのFacebookページです。
キューレーションメディアなどで効率的に観光情報を得られるようになりましたが、こういったなかなかWEB上で検索しても得られない情報というのは、ユーザーにとって大きな価値になります。
Facebook限定の特典を用意しているのも◎

 

2. 飾りじゃないのよカレーは 三田本店

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Facebookで30いいね!獲得が条件の「飾リスト」など、コアなファンにターゲットを絞ったプロモーションを行っているカレー屋さんです。
コアなお客さんに絞ることは他のお客さんには届きにくいリスクもありますが、逆にコアなお客さんであれば「いいね!」などのアクションにつながりやすい面もあります。

 

3. 株式会社東宝ハウス湘南

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物件情報ではなく、物件のある湘南の情報を中心に発信しているFacebookページです。
この事例のように、メインの商品ではなく商品の近くにある要素など、あえて伝える情報をずらして情報発信するのも意外性につながります。
情報発信している個人のアカウントが見えるのも信頼感UPになります。

 

③ブログのコンテンツに満足してもらいシェア(紹介)をしてもらう

100パーセントを超えて120パーセント読んだ人を満足させるコンテンツがあれば、自然と「いいね!」やシェアしてもうえる可能性も高くなります。
ここでは、ある程度Facebook上にファンはいるけれど、シェア数や流入が伸びずに悩んでいる方に向けて、圧倒的なコンテンツ力でバズやアクセスUPにつながった事例を紹介します。

 

1. 株式会社アカウンタックス

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こちらは企業の財務を改善する公認会計士さんの事例ですが、わずか20記事で20万PVを達成したブログになります。
記事数が多くなくても、1つの記事のクオリティーがしっかりとしていればアクセスUPにつながる事が結果から分かる事例です。
ちなみに記事公開後にソーシャルメディアでバズが起こって、結果、出版社の方からの本の執筆依頼にまでつながったそうです。

 

2.creive

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IREMONOという企業が運営するクリエイター向けの情報メディアです。
キュレーションメディアではないのですが、最新のイケてるWebサービスやデザインの参考にしたいWEBサイトなどが場合によっては50選以上紹介されていたりと、質も高いながら紹介されるサンプルの数が豊富なメディアです。
たくさんのサンプルをまとめて紹介する構成はシンプルではありますが、WEB上で情報収集をする際にかなりの時間短縮になるため価値が高く、シェアすると感謝されるため「いいね!」の数も多くなります。

 

3.NEZU.log

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こちらは企業が運営するブログではなく個人の方のブログなのですが、こちらの男だけでディズニーランドに行ったことのブログ記事1記事でなんと46万PV、11000いいね!という驚異的な数字を記録したブログになります。
なかなか面白い事がないから記事にできない、という場合には、この記事のようにそもそもの面白い出来事からつくってしまってそれを記事にするアプローチも一つです。
たった一つの記事で約50万PVを叩き出すというは中々夢がある話です。

まとめ

Facebookやブログの特性と、アクセスUPまでの流れを整理した上で、具体的な成功事例9つを紹介しました。

①Facebook上で自社の存在を知ってもらう → ②ブログに来訪してもらう → ③ブログのコンテンツに満足してもらいシェア(紹介)をしてもらう → ④問い合わせや注文などに繋げる

今後自社のメディアやプロモーションを改善していく上で特にポイントになるのは、この上のフローのうち、どこに課題があるのかをまずはしっかりと特定する事だと思います。
成功事例9つから何か解決のヒントにつながりそうなものが一つでも見つかれば幸いです。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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