Facebookページ「インサイト」の見方・使い方【初心者向け】
すでに3回とも読みいただいた方は、復習のつもりでどうぞ。
【初心者向け】Facebookページ「インサイト」の見方・使い方
目次
- Facebookページ「インサイト」が見れない?
- Facebookページのリーチ数とは
- Facebookページでリーチ数の増減を調べる方法
- Facebookインサイトのエクポート機能
- Facebookインサイト「投稿のエンゲージメント」とは
- Facebookインサイト「投稿のエンゲージメント」の確認
- Facebookインサイト「エンゲージメント」の見方
- Facebookインサイト「いいね!の数」の見方
- まとめ
Facebookページ「インサイト」が見れない?
それでは早速、Facebookページ「インサイト」の使い方をご案内・・・と行きたいところですが、その前に、よくあるご質問から。
今回のブログで取り上げる「インサイト」ですが、「見ることができない」「表示されない」との質問がよくあります。
実は、Facebookページ「インサイト」を使うには、条件があるのです。
Facebookページに「いいね」が30以上あること
これが、Facebookページ「インサイト」を使うための条件です。
「見ることができない」「表示されない」方は、まずは「いいね」の数が30以上あるか、確認してくださいね。
では、本題に入ります。
まずは、リーチ数から。
Facebookページのリーチ数とは
Facebookページのリーチ数とは、一言で言えば、
Facebookページで投稿した内容を見た人の数
です。
つまり、Facebookページでアップした投稿が、目標(お客さん)にリーチ(到着する)した数を表します。
Facebookページでは、このリーチ数を3つに分類しています。
オーガニックリーチ(Facebookページ)
オーガニックとは、Googleアナリティクスでも出てくるオーガニックサーチ(自然検索)の「オーガニック」と一緒で「自然な」と訳されます。
自然なリーチ・・・目標(お客さん)にリーチ(到着する)した数のことです。
つまり、 あなたの投稿を見たFacebookページのファンや、あるいはあなたのFacebookページを訪問して投稿を見た人の数になります。
有料リーチ(Facebookページ)
これは読んで字のごとく、わかりやすいと思います。
有料= Facebook広告を見た人の数ですね。
クチコミリーチ(Facebookページ)
オーガニックリーチに似ていますが、クチコミリーチは、第三者を介したリーチです。
つまり、あなたの投稿を第三者がシェアや「いいね!」した際、その第三者の友達が、シェアや「いいね!」を通して投稿を見た数のことになります。
Facebookページでリーチ数の増減を調べる方法
これらのリーチ数は、Facebookページ「インサイト」で確認することができます。
Facebookページのメニューから「インサイト」を選択。
右側に出てくる「インサイト」のメニューから「リーチ」を選ぶだけです。
非常に簡単に確認することができます。
また、「リーチ数」の増減を、時間軸で追うこともできます。
「リーチ」で表示されるグラフの一番上にカレンダーを直接操作することで、任意の期間で集計可能です。
「リーチ」はグラフで表示されるため、増減の確認が直感的にやりやすいと言えます。
ただ、具体的な数字を確認すためには、グラフ上にカーソルを合わせて、表示される数字を見る必要がありますので、詳細な分析には向きません。
もちろん、レポートなどを作る際にも不便です。
そこで、使えるのがエクスポート機能です。
Facebookインサイトのエクポート機能
「リーチ数」などのデータをエクスポートすることが、Facebookページ「インサイト」では可能です。
データはエクセル形式などでエクスポートできますので、レポート作成や詳細な分析を行いたい場合に便利です。
やり方は簡単です。
Facebookページ「インサイト」のメニューから「概要」を選択し、右上にある「データをエクスポート」というリンクをクリックするだけ。
すると、画面が遷移しますので、次の画面でデータを集計する期間を設定すれば、簡単いエクセルデータをダウンロードできます。
ただ、Facebookインサイトのエクスポート機能には、必要なところだけ選択して抽出する、といった便利機能はありません。
しかも、アメリカのツールだけあって、項目名が英語のまま出てきます。
日本語化されていませんので、出て来たエクセルデータを確認するのは、慣れないと難しいかもしれません。
Facebookインサイト「投稿のエンゲージメント」とは
次に「投稿のエンゲージメント」について見ていきましょう。
エンゲージメントは、日本語では「つながり」「きずな」「かかわり」といった訳語が当てられています。
英語のエンゲージ(engage)は、「人を惹きつける」といったニュアンスの言葉です。
マーケティング用語としては、会社やサービスに対して、強い思い入れを持っていることを意味します。
Facebookでは、「いいね!」や投稿、シェアといった。お客さんのリアクションを「エンゲージメント」と呼んでいます。
エンゲージメントも、Facebookページ「インサイト」で確認可能です。
Facebookインサイト「投稿のエンゲージメント」の確認
Facebookページ上部のメニューから「インサイト」を選択。
左サイドエリアの「投稿」をクリックしてください。
グラフの下に、Facebookページの投稿が一覧で表示されます。
個々の投稿のタイトルをクリックすることで、それぞれの投稿ごとにエンゲージメントを確認することができます。
Facebookインサイト「エンゲージメント」の見方
個々の投稿のタイトルをクリックすると、実際の投稿が表示されます。
その投稿の右側に、「いいね」「コメント」「シェア」といったエンゲージメントの数値が表示されます。
右側のエリアでは、まず一番上にリーチ数が表示されます。
そのリーチ数の下に、縦に3行、横に3行の数値が並びます。
これがエンゲージメントの数字です。
慣れないと、ぱっと見、理解しづらいのですが、縦方向と横方向で理解すると良いでしょう。
縦に見た場合、左から全体の数字、投稿そのものに関する数字、シェアされたものに関する数値が並びます。
一方、横方向は、「いいね!」「コメント」「シェア」で並んでいます。
最初は、リーチ数と一番左の列だけ確認すれば十分でしょう。
リーチ数、「いいね!」の総数、「コメント」の総数、「シェア」の総数がわかります。
真ん中の列は、投稿そのものに対する、「いいね!」「コメント」「シェア」の数です。
そして、一番右側の列は、第三者がシェアしたものに対する、「いいね!」「コメント」「シェア」の数です。
ですから、真ん中の列と、右側の列の数字を足すと、左側の列の数字になるはずです。
エンゲージメントの下には、リンクのクリック数も表示されます。
最近は、「いいね!」などのリアクションはせず、ページだけ確認するといった方も多いですが、そのような場合でも計測できる訳です。
Facebookインサイト「いいね!の数」の見方
それでは最後に「いいね!の数」の見方について解説します。
Facebookページ「インサイト」で「いいね!の数」を選択すると、Facebookページの合計「いいね!」数を調べることができます。
「リーチ数」と同じように、一番上に表示されるグラフのカレンダーを調整することで、期間を設定することができます。
「いいね!」には、「合計いいね」と「純いいね」と2つの種類があります。
「合計いいね」は、調査期間の合計「いいね!」数を調べることが可能です。
一方、「純いいね」は、「いいね!」数から「いいね!を取り消した数」を引いたもの。
グラフでは、「いいね!」が上方向への三角形、「いいね!を取り消した数」は下方向への三角形で表されます・
視覚的に一目瞭然ですね。
ただ、最近は投稿を読んでいても、なかなか「いいね!」しない方も増えているそうです。
Facebookも、「いいね!」数よりも「リーチ数」を重視しているようですので、「いいね!」の数については、それほどこだわらなくても良いかもしれません。
まとめ
以上、Facebookページ「インサイト」の初歩的な見方についてまとめました。
Facebookページ「インサイト」で、Facebookの状態をチェックして、より効果的な活用方法を考えるキッカケにしていただければ幸いです。
インファクト編集部
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