
「保護されていない通信」とChromeで表示される理由
紅葉の時期は、空も透き通って空のあお色がキレイになる時でもあるので、空の美しさの方に惹きつけられているから、紅葉に気づきにくいのかもしれません…
ChromeブラウザでWEBサイトを見ていて、アドレスバーに赤字で「保護されていない通信」と警告が出ることはありませんか?
「保護されている通信」「保護されていない通信」とChromeブラウザのアドレスバーに表示される理由について説明します。
「保護されていない通信」とChromeで表示される理由
この警告は、SSL化(HTTPS:暗号化されている)対応されていないWEBサイトですよという表示です。
2018年10月16日にリリースされたChrome70でフォームに情報を入力すると赤字で表示がされるようになりました。
SSL?という方はこちらの記事を先にご覧ください↓
【SSLって何ですか?今さら聞けない基礎知識】
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/1629/
Googleは以前からSSL化(HTTPS)対応を推進してきた
Googleは2014年8月7日に以降、常時SSLが世界に浸透するように試行錯誤してきました。
が、日本では2016年まで大企業だけが対応している状況でした。
SSL化(HTTPS)対応しないとどうなる?
フォームに情報を入力する際に、アドレスバーが赤字表示の警告をしますが、WEBサイトを閲覧しているだけなら赤い警告にはなりません。
しかし、WEBサイトを閲覧するユーザーはこの表示を見て、「このサイトはセキュリティがあまい!?」「保護してないのはまずいのか!?」と不安を抱かせてしまうことになります。
ユーザーに不安を抱かせてしまうと、アクセス数や滞在時間の減少に繋がったりします。
また、ユーザーが使いにくいと感じるサイトは、SEO的に評価が下がる可能性もあります。
SSL化(HTTPS)対応していないことが、検索表示順位が下がる原因にもなりかねないです。
「保護されていない通信」とChromeで表示させない対応
URLをhttpからはじまっている場合はSSL化(HTTPS)対応されていないWEBサイトということです。
URLがHTTPSからはじまるWEBサイトがSSL化(HTTPS)対応されているということになります。
httpsからURLがはじまれば、保護されている通信である証明として「鍵マーク」がアドレスバーに表示されます。
最後に…
今までは、フォームだけSSL化(HTTPS)対応してあれば大丈夫な感じでしたが、「保護されていない通信」とアドレスバーに表示されることにより、知識のない閲覧ユーザーがその表示を見た時に不安になってしまう可能性があります。
WEBサイト全体をSSL化(HTTPS)対応することは、長期的にWEBサイトを運営する場合は必須です。
訪問ユーザーを不安にさせないことがSEOの順位上昇にもつながると思います。
WEBサイトがSSL化(HTTPS)対応されていない場合は、SSL化(HTTPS)を考えてみては、いかがでしょうか。

今野 ちか

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