ECサイトをやるなら知っておきたい商品同梱広告とは?
今回は、ECサイトでモノを売っているのなら、必ず知っておきたい商品同梱広告について解説します!!
前回は同送広告でしたね。どちらもダイレクトマーケティングで、似ていますが、特徴は違いますので、押さえてください!
とくに40代以上をターゲットにしているなら、必ずおさえておくべきワードです。
- 同梱広告とは?
- 同梱広告の媒体社側メリット
- 同梱広告の広告主側メリット
- 同梱広告の単価感
- どこから買うべきか?
- 同送広告と同梱広告の違い
- まとめ
同梱広告とは?
「商品同梱」ともいい、その名の通り、通販会社が顧客に商品を発送する際に他社のチラシ広告を入れる広告手法です。
現状では単品通販で媒体化されているものは少なく、媒体化されているものは総合通販か単品でもアパレル商材の場合が多いです。
同梱広告の媒体社側メリット
広告料
通販において送料、梱包代というのは、原価の中で結構な割合をしめたりします。送料は顧客負担であっても広告料はやはり魅力です。
顧客への情報提供
顧客に対し、自社では扱いがないが新しい商品や話題の商品、関連商品などの情報提供が可能です。
同梱広告の広告主側メリット
何と言っても、開封率ほぼ100%のチラシDMと言えます。自分がお金を出して買った商品ですから、届いたダンボールを開けないということはほとんどありません。
チラシDMや、新聞折り込みの場合、家の中まで入れずポストで捨てられたり、家に入れたとしてもバサッと捨てられる可能性大です。
広告主のメリットは、主に3つです!
①通販ユーザーに届けられる
②セグメントがされている
③開封率ほぼ100%
①通販ユーザーに届けられる
カタログ同送と同じく、商品同梱は100%通販ユーザーです。
②セグメントがされている
例えば高島屋通販の商品同梱の場合は、
40代以上、ある程度の富裕層・・・
高島屋通販のお客様と広告主のお客様が近い場合、広告効果も高い可能性があります。このセグメントが新聞折り込み等の媒体と比べた場合の最大のメリットです。
同梱広告はほぼすべての媒体で「媒体資料」というものを持っており、月の商品同梱発送数、平均購入単価など、どのようなお客様に送っているのか、などのデータを広告主向けに公開しております。検討する際は、この「媒体資料」を必ずみましょう。
③開封率ほぼ100%
自分で買った商品なので、ダンボールを開けないことはありません。なので、開封率はほぼ100%のチラシDMと言えます。
同送広告の単価感
12円〜25円です。
この幅は発注部数や各々の媒体社が決めた媒体価値によって差がでます。
例えばAmazonも商品同梱広告の媒体化をしていますが、男女、年代等一切セグメントができないのが大きな特徴で、その取扱商品数が多岐に渡りすぎていることから、意外と広告が入らないのが特徴です。ですが、その発送数はとても魅力的なので、男女年代等が関係ない、通信教育などの広告主がついていることが多いです。
どこから買うべきか?
同送広告と同じく間違いなく、同送、同梱広告を得意とする代理店さんから買うべきです。
たまに費用を気にして媒体社から直接買うことにこだわる広告主を見かけますが、媒体審査対応、特価情報、他媒体との比較等を考えると代理店さんとおつきあいした方が、断然効率的と考えます。値段は、代理店さんから買っても変わりません。なぜか。代理店さん通して買ってもらったら、媒体社にとっても手間の軽減、販路拡大という意味でメリットがあります。そのため、お客様に定時されている値段から代理店にマージンが発生することになっています。
これはどの広告でも変わらない仕組みになります。
媒体社も代理店さんとの関係上、そのマージンを下回る、または、お客様から見ている値段から下げる、ということはしないようになっています。なので、広告主側考えると、値段は変わらないので代理店から買った方がメリットが大きいです。
同送広告と同梱広告の違い
・開封率ほぼ100%という媒体特性から、同送広告よりも単価が高い
・購入商品に入るため、発送可能部数は同送広告よりは少ない。
・カタログ同送はいっきに発送されるのに対し、同梱広告は商品出荷に準じるため1ヶ月感、ダラダラと発送されるため、レスポンスもダラダラとあがってきます。
まとめ
同梱広告も非常にニッチではありますが、ダイレクトレスポンスがほしい広告主には非常に有効な広告と言われています。
こちらも「WEB広告には反応してこない人たちにアプローチできる」や、「紙からとったお客様は継続率がいい」やカタログ同送よりも部数は出ないがレスポンス率がいいなどの特徴がでる場合もあり、通販をしている限り一度は検討することがでてくる媒体と言えます。
インファクト編集部
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