【FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣】課題図書|レビュー

おはようございます、コンノです。
6月の課題図書は【FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣】著者:ハンス・ロスリング氏、オーラ・ロスリング 氏、アンナ・ロスリング・ロンランド 氏。

【FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣】のざっくりした内容

世界の基本的な事実を正確に理解している人は、チンパンジーよりも正解率が低い。
大半の人の正解率は3分の1以下。チンパンジーはランダムに選ぶので33%正解する。
人がなぜ、ランダムに回答するチンパンジーによりも正解できないのか。それは、人間の10の本能が引き起こす思い込みのせいである。
最新の統計データを紹介しながら、世界を正しく見るために欠かせない一冊です。

スタッフレビュー

コンノレビュー

自分が世界のことを正確に理解していないことに気づき、なぜそう認識してしまっているのかを知ることができました。
人間の10の本能は、日々の生活の中でも思い込みを引き起こし、誤った認識をしていまうと感じました。
世界を正しく見れないと、自分のいる場所も未来も正しく見れないので思い込みを修正しながら生活していけるようにしていきたいと思います。

山井レビュー

人々の常識や認識は事実から離れた思い込みであることを痛感させれました。
タイトルにもなっている「ファクトフルネス」とは「事実に基づく世界の見方」ということであり、主観の思い込みを捨てて、様々なデータを正しく捉えて世界を正しく見る習慣です。
そうすることで、正しく世界が見え、正しい判断ができるようになると著者が説いています。
様々な事例が挙げられていましたが、データに基づいて見方を変えれば「キューバがアメリカよりも健康な国」であると見えることに驚きました。

滝沢レビュー

失敗を許し次に活かす。そのような概念が「factfulness」なのだと学びました。
このフルネスという言葉には、どういう心の在り方でいるべきなのか、という著者の信念が表されているように思います。(心の在り方を示す「mindfulness」を思い出しました。)
人間の本能は偏見や思い込みを生み出すため、本能を抑える行為自体、著者でさえ実行するのが難しかったこと。また、人間の認知バイアスは私たちが思う以上に遺伝子レベルで常に、いつの時代も作動しているという事を学びました。
偏った目で世の中を見ることは、人生においてのあらゆる機会損失を招きかねません。それだけは避けたいと感じました。

岡田レビュー

ファクトフルネス=事実、根拠に基づいて世の中を正しく見ること、固定概念、思い込みにとらわれないこと、世の中は常によくなっている、変化しているという前提に基づき、今ある思い込みが正しいのかを常に疑うこと。

今まで思い込んでいたことが、正しくアップデートされました。
「グラフは右肩上がりであるべき」確かにこれも世の中の多くの人が思いこんでいる間違いです。

貧困は確実に減っており、女性の教育は、ほぼ全世界レベルで解決している。

グラフなどの根拠資料がたくさん出ている本です。是非、多くの人が読み、世の中の常識がアップデートされることを願います。

最後に…

「思い込み」があふれた世界で、「思い込み」に飲まれないように、正しく世界を認識することができる一冊です。
ビル・ゲイツは、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員に本書をプレゼントするほど価値のある本だと評価しています。

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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