メルマガの開封率を高める最適な配信時間とは？

今回はそんなメルマガをこれから運用しようとしている方や、すでに運用を始めているけど現在の配信が最適なタイミングなのかを改めて見直したいという方に、メルマガの最適な配信時間と曜日についてご紹介したいと思います。

メルマガの開封率に影響する配信時間

そもそもなぜ最適な配信時間を知る必要があるのかというと、メルマガの開封率に大きく関わってくるからです。開封率が上がるということは、ユーザーがよくメールを確認する時間帯に配信ができているということです。しかし全員が全員同じ時間帯にメールをチェックしているというわけではなく、メルマガを届けたいターゲットによって異なっていきます。

そこで今回はターゲットごとの最適なメルマガの配信のタイミングについて見ていきたいと思います。

メルマガの最適な配信曜日とは｜ターゲット別

今回はビジネスマン向け（to B）と、一般ユーザー向け（to C）の大きく2つに分けてご紹介いたします。

ビジネスマン（to B）向けの場合

一般的には、火曜日と水曜日がベストで、月曜日はできるだけ避けた方が良いとされています。
月曜日は週末に溜まったメールの確認や処理に追われて通常よりメールの確認数が多くなってしまうことや、休み前の金曜日は仕事が立て込んでしまっているためメールが確認されにくいことが背景にあるようです。
ただし、火曜日と水曜日だと逆に他の企業もよくメルマガを配信している時間になることが考えられるため金曜日がベストになることもあります。

土日・祝日については、ビジネスマンの多くは仕事から離れているため、平日よりは開封率も低いようです。
運用開始後も開封率等の数値を確認して、平日の中でもどの曜日が良いのかは見直しをするようにしましょう。

一般ユーザー（to C）向けの場合

to Cについては、ビジネスマンとは違って基本的には曜日はあまり開封率やクリック率には影響はありません。to Cだとターゲット層は幅広いですが、主婦や学生層であれば土日・祝日に関係なく活動していることが考えられます。

メルマガの最適な配信時間とは｜ターゲット別

ビジネスマン（to B）向けの場合

まず有力なのはビジネスマンの多くがメールをチェックするであろう朝の通勤時間の合間や、出勤直後のタイミングである8時〜11時の間です。

但し開封率の改善でいうと、8時〜11時の朝の早い時間帯ですが、加えてクリック率があがりやすいのは11時頃です。
多くのメールを確認するような朝の忙しい時間帯の場合、メールは開封したとしてもメール内のボタンをクリックして次のアクションを起こすまでは中々できません。
そのため、メルマガ内でコンテンツが完結する・次のアクションがないものは朝に流しても大丈夫ですが、そうでないものは11時ごろに流すようにしましょう。
夕方も早朝と同様にクリック率を高めたいのであれば避けるようにしましょう。

一般ユーザー（to C）向けの場合

こちらの表は学生・主婦・シニア層の一般的に効果的と言われる配信時間をまとめたものです。

学生は基本ずっとスマホを持ち歩いているため、いつでもメールチェックをする習慣はありますが、クリック率を高めるために落ち着いてメールを確認するであろう授業やバイト後の時間帯が特に効果的です。

主婦は表の時間の中でも特に11時台と14時台の家事や育児が一段落ついて落ち着いた時間帯が反応が良いようです。

最後、シニアについては午前中が反応が良く、逆に夜だと21時以降はインターネットからは離れる時間帯になるため、避けた方が良いでしょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか？ここまでメルマガの開封率を高める配信のタイミングについてご紹介しました。

初めてメルマガを運用するという方等は、ここまでで挙げたターゲットごとのベストな配信時間を元に配信のタイミングを決定していただき、後から開封率やクリック率を確認して、配信のタイミングの見直しをするようにしましょう。

ユーザーが読みやすいタイミングを狙って配信することが、開封率を高める重要な要因となります。