企業の信頼性にも関係する、サイト内の文字表記・表記ゆれに注意!

こんにちは!インファクトの島崎です。

今回は、サイト内での文字表記・表記ゆれについてご紹介します!

文字表記と企業の信頼性の関係

「申し込み、申込、申込み」はどれが正解?など、サイトを作成する際に、一度は感じたことはないでしょうか?このような文字表記の違いを「表記ゆれ」といいます。

サイト訪問者が文章を読む際に表記ゆれの文字があると、気づいていなくても無意識のうちに違和感は重なります。逆に、表記ゆれがなく文字表記が統一されているサイトは文章が自然と読みやすく、安心感を与えることができます。

このように、サイトを通して企業の安心、信頼を高めるためには、表記ゆれをなくし文字表記を統一することが大切です。

Web上では文字表記ルールは存在しない?

しかし、Webサイトの文字表記の統一ルールなど、検索などで調べてもなかなか見つかりません。理由として、実は日本語の文章構成として「このように書かなければいけない」という制約が存在しません。

よって、文字表記のルールというのは、それぞれのメディアの特性に合わせて自社で決めるものとなります。特にWebサイトでは、さまざまなデバイス・環境で閲覧されることを前提に考えなくてはならず、システムによって動的に表示されるテキストと画像による文字などの条件もあるため、自社の運用にあったルールを作り出すことが必要になります。

サイト内でのルールの作り方

「『0』からルールを作る」ことは、大変な労力を要することになりますため、今回は参考として当社の文字表記・校正のルールをご紹介します。こちらは、文化庁の内閣府告示に、常用漢字、現代仮名遣い、送り仮名、ローマ字、外来語の表記の目安が掲載されており、参考にした内容です。

運用について

ポイントとして以下の3点が挙げられます。

・基本となるルールを整備した後は、多く使用する文言の索引を作る

「申し込み○・申込み×」「〜してください○・〜して下さい×」など、サイト内で多く使用する文言は索引で集め、スプレッドシートなど誰もが確認・追加できる環境を整えておくことを推奨します。

・サイト運用に複数社関わる場合は、校正マニュアルを共有する

blog記事作成やバナー作成など、複数社が制作に関わるサイト構築の場合は、必ず関係者にマニュアルを配布し、サイト内ルールとして統一します。

・文章作成時と公開前と2度、文字表記チェックを行う

文章作成時はタイピングで自動変換されていることもあります。よって、公開前にも再度、表記ゆれに注視して校正を行います。ダブルチェックなどの体制を敷いて、文章作成者ではない担当者に見てもらうことも推奨します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本語としてルールがない中、ルールを敷いてサイトを運用していくことは、難しく、少し窮屈に感じることかもしれません。

しかし、文字表記を整えることは、訪問者の居心地の良さにも繋がり、自然とサイトの離脱率低下や滞在時間の長さに関わります。

このような訪問者への細やかな気遣いが、リアル店舗と違ってお客様の顔が見えないWeb上での「丁寧な接客」と繋がります。

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島崎 誠也

京都office勤務、中途入社のディレクターです。 趣味は、子供と遊ぶこと。webサイトのことや、MA、広告のこと等、お役に立てる情報発信を行っていきます。
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