
meta description(ディスクリプション)とは?最適な文字数|SEO内部施作の基本
今回は、WEBページを作成する上で重要な「description(ディスクリプション)」について解説していきます。
description(ディスクリプション)を直訳すると「説明」となります。WEBページに何が書かれているか、どんなページなのかを「説明」するために用いるのが、description(ディスクリプション)となります。
誰もが検索エンジンで目にしたことあるディスクリプションについて、最適な文字数やGoogle、Yahoo!でのそれぞれの表示、ディスクリプションを作る上でのポイントなどご紹介いたします。
※2016年11月1日に公開した記事ですが、検索エンジンで表示されるdescription(ディスクリプション)の文字数が変更されているためいくつか文言等を修正し、2021年6月21日に再度公開しました。
そもそもdescription(ディスクリプション)とは
そもそもdescription(ディスクリプション)とは何かご存知でしょうか。
description(ディスクリプション)はメタタグ(meta tag)とも呼ばれ、メタディスクリプションとも表現されます。メタタグ(meta tag) は、ホームページのプログラムであるhtmlに記載され、通常は表から見えない文字列です。
description(ディスクリプション)は、検索結果に表示されます。
description(ディスクリプション)は、検索結果に表示されます。
Google、Yahoo!で検索すると、検索結果には、以下表示されます。
- URL
- タイトル(title)
- 説明文(ディスクリプション)
この内説明文がdescription(ディスクリプション)であり、これはページ毎に設定できます。
(ツールによっては設定できないものもあります)
また、description(ディスクリプション)を設定しなかった場合は、Googleが文頭などページ上から代替テキストを探してくるようです。
description(ディスクリプション)はSEO(順位)に関係ない?
では、description(ディスクリプション)は検索順位(SEO)に影響を与えるでしょうか?
結論から言えば、「間接的に影響を与える」と考えられます。
Googleの検索順位の評価にdescription(ディスクリプション)は含まれていないために、直接的に検索順位を上げる効果はありません。
ただ、Googleの評価基準(順位に影響与える)には、実際に検索結果がクリックされ、ページにお客さんが訪問し、コンテンツを読み込む・・・といったことがあります。
つまり、検索結果に表示されるdescription(ディスクリプション)はその内容によってクリック率に影響を及ぼし、クリック率が上がると順位も上がるため、description(ディスクリプション)は直接的には影響しないが、間接的には影響する重要な要素だと言えるのです
description(ディスクリプション)の最適な文字数とは
では実際、description(ディスクリプション)は何文字表示されているのか、1行あたり何文字表示されるのかを見ていきましょう!
Google(グーグル)での検索結果|description(ディスクリプション)文字数
Googleで検索してみると、description(ディスクリプション)は計109文字で表示されておりました。
1行目に43文字、2行目に42文字、3行目に24文字の計109文字となっています。
つまり、Googleにおける最適なdescription(ディスクリプション)の文字数は、110文字前後と言えます。
また、スマホの場合は表示される文字数も減るので、50文字前後、60文字までを目安にdescription(ディスクリプション)を作成すると良いでしょう。
PC,スマホの両方に対応するには110文字程度で作成し、最初の60文字までに必ず伝えたいことを書くと良いと思います。
※全て英語でdescription(ディスクリプション)を作成する場合は150文字前後が良いとされています。155文字~160文字で切られることが多いようです。
Yahoo!での検索結果|description(ディスクリプション)文字数
Yahoo!Japan で検索してみると、同じく計109文字でdescription(ディスクリプション)表示されておりました。
違いとしては、1行目が40文字、2行目が39文字、3行目が30文字の計109文字となっています。
スマホでの文字数も、Googleと同様、50文字前後、60文字までを目安にdescription(ディスクリプション)を作成すると良いでしょう。
description(ディスクリプション)作成の5つのポイント
それではdescription(ディスクリプション)を作成する際のポイントを5つ紹介いたします。
最適な文字数は110文字前後である
最適な文字数は110文字前後であると考えられます。
また、半角英数字については、おそらく0.5文字とカウントされると考えると良いと思います。
上限を超えた場合は、「・・・」で省略される形となります。
お客さんが検索するだろう“キーワード”を含める!
先述した通り、検索順位には直接的には影響しないのですが、お客さんが実際に検索するキーワードを入れることは以下の点で重要です。
- description(ディスクリプション)内にキーワードがあると太文字で表示される
- キーワードは強調されるので検索結果で目立ち、クリック率アップにつながる
検索したワードがdescription(ディスクリプション)内にあると太文字で表示されます。
お客さんが検索した時キーワードが太字で表示されることで目に入りやすくなり、該当のキーワードが含まれているとクリック率アップにもつながります。
クリックしたくなる文章にする!
これは当然ですが、非常に重要です。
見出しだけ見て、クリックする人もいる一方、description(ディスクリプション)を吟味した上で、クリックする方も多いです。
重要なのは、概要が書かれていること、キーワードが書かれていること、テンポのある文章であること。精読するわけではないので
また、キーワードの羅列はNGです。キーワードの羅列は不自然に感じるのはもちろんのこと、不自然にキーワードを羅列した場合、Googleから何かズルしていると認識される危険性があります。
description(ディスクリプション)は自然な日本語で書くようにしましょう。
イベントなどの特設サイトは『日程』を文頭に持ってくる!
イベントなど特設サイトのdescription(ディスクリプション)では『日程』を文頭に持ってくることをオススメします。
「~月~日 ~:~、入場無料」などの始まりで書くと分かりやすいです。
店舗のページも営業時間を文頭に記載しているとことを多く見かけることから、店舗を検索する理由に営業時間が多いのかなと思います。
ユーザーがそのページにたどり着く目的から考えることも重要です。
1つ1つ、そのページに合ったdescription(ディスクリプション)を作成する
1つのdescription(ディスクリプション)を使いまわしているケース、単語だけ入れ替えほとんど同じdescription(ディスクリプション)のケースをよく見ます。
検索結果で上位を狙う場合、それはオススメではありません。
先述した通り、description(ディスクリプション)ページの内容を説明する役割を持っています。
Googleは検索した人にとって、そのページが親切かどうか?最適に表示結果になっているかどうか?を1つの判断基準にしていると思われます。
Googleから見れば、全て同じdescription(ディスクリプション)であると以下のような印象になります。
- 同じページが大量にあるのか?
- 同じ内容のページばかりなのか?
検索した人にとって不親切なページだと認識される可能性があります。ページごとに作成することが重要です。
まとめ
以上、description(ディスクリプション)についてまとめました。
これを参考に、ページ毎に最適なdescription(ディスクリプション)を設定してください。
最適な文字数を意識しながら作ってみてください。
※おすすめの文字数カウントはコチラ
メタタグの基本についてもっと知りたい方はこちら
meta title(タイトル)の書き方や文字数を詳しく知りたい方はこちら
→ title(タイトル)の意味と最適な文字数とは|SEO内部施作の基本
meta keywords(メタキーワード)は不要って本当?
→ meta keywords(メタキーワード)の役割を改めて考察|メタタグの基本

インファクト編集部

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