Macでzipファイルにパスワードをかけるにはどうすればいいの？

インファクトの名畑です。
大事なzipファイルを相手に送る時にファイルにパスワードをかけますが、「Macではどうやってやるの？」と思っている人が多いと思います。
今回は、Macでパスワードをかける方法をご紹介します。

Macに入っているターミナルでパスワードをかける方法

Macに最初から入っているアプリ「ターミナル」で行う方法を紹介します。

ターミナルを起動する

zipファイルにパスワードをかけるには「ターミナル」を使用します。
プログラマーがやっているような黒い画面のアプリケーションです。
「うわっ」とか思ってしまいますが、ターミナルでの使用方法を覚えておくと、とても便利なので苦手意識はなくしましょう。

「ターミナル」の場所がわからない人は、ファインダーを開いて「検索」をしてみてください。

zipcloak+半角スペース+zipファイルをドラッグ＆ドロップ

①「zipcloak」と入力
②半角スペース
③zipファイルをドラッグ&ドロップ

ターミナルを起動したら、上記の手順を行って下さい。

設定するパスワードを入力

ドラッグ&ドロップをしてキーボードの「return」をすると「Enter password:」と設定するパスワードを聞かれるので、パスワードを入力してください。
入力したら「return」を押します。

再度設定するパスワードを入力する

次にもう一度パスワードを入力してください。
入力ができたら、キーボードの「return」を押して設定が完了です。

パスワードがかかっているか確認をする

設定したzipファイルをダブルクリックすると、「パスワードを入力してください。」と表示されるので、設定したパスワードを入力して「OK」ボタンを押して下さい。

無事、ファイルが展開できれば完了です。

アプリでパスワードをかける方法

デフォルトの機能を使ってもよいですが、ターミナルで入力するのが難しかったりWindowsに送付し解答した際に文字化け・不要なファイルが入ってしまいます。
そんな時はアプリを使用して圧縮することで防ぐことができます。

アプリをダウンロードする

Kekaというアプリを使用します。
https://www.keka.io/ja/

上記のページまたはapp storeからダウンロードが可能です。

アプリの画面からパスワード設定を行う

アプリを起動し、圧縮の設定を行います。
アプリではパスワードの他に以下の設定が可能です。

• 圧縮の拡張子
• 圧縮率
• 分割
• ファイルの保存方法

「Macのリソースフォークを含めない」にチェックを入れることで、Windowsで解凍した時に不要なファイルが表示されませんのでチェックを入れておきましょう。

パスワードを入力し、Dockにあるアイコンにドラックアンドドロップすることでパスワード付きzipファイルの作成が完了です。

まとめ

ターミナルは今回のように、zipファイルにパスワードをかけたりなど様々な使い方ができます。
ターミナルの場合はzipファイルしかパスワードをかけることができないので、注意してください。
やりやすい方法でファイルの圧縮を行ってデータを共有してくださいね。