WordPressを定期的にバージョンアップすることが大切な理由

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おはようございます、私は帰宅の時間に毎日、野良猫たちに遭遇します。
春夏秋は、のんびりマイペースに過ごしているんだろうな…と眺めているのですが、冬の一番冷え込む今の時期は、冷たいアスファルトの上で凍えてしまわないかと気が気でないコンノです。

今日は、インファクトブログで使用してる、WordPressのバージョンアップを定期的にすることが大切ということについてお話したいと思います。

目次

  • バージョンアップしないと起こるリスク
  • バージョンアップする時の注意点
  • バージョンアップする前の確認事項
  • バージョンアップの手順
  • バージョンアップは最新のバージョンが安全とは限りません
  • 最後に…

バージョンアップしないと起こるリスク

WordPressは、定期的にバージョンアップを行っています。
なぜバージョンアップを行っているかといいますと

  • セキュリティ面
  • 細かいバグの修正
  • 新しい機能の追加

特にバージョンアップしないと危険なリスクは、【セキュリティ面】です。
セキュリティ的な部分に脆弱性があると、そこを狙ってハッカーに攻撃を受けてしまいます。
WordPress内のデータが危険にさらされるということです!!
具体的な例を上げますと、お問い合わせフォームをWordPressのプラグインで作成している場合は、お客様の個人情報がデータとして蓄積されているので、漏洩の危険があります。

WordPress内のデータを危険から守るという点でも、バージョンアップすることはとても大切な作業なのです。

バージョンアップする時の注意点

バージョンアップしないと起こるリスクをお読みになって、今すぐ「セキュリティ面が心配だから、さっそくバージョンアップしなくちゃ!」と思ってもスグにバージョンアップしないでください!!!!
バージョンアップする時の注意点があります!
何の準備も知識もなく、バージョンアップしてしまうと悲劇が起こってしまう可能性があります…
機能の一部が動作しなくなったり、プラグインが新しいバージョンに対応していなくてエラーを起こしたり、ログインできなくなった…など。

バージョンアップする際は、必ず事前準備を行ってください。

バージョンアップする前の確認事項

  1. サーバーのスペック
  2. 使用しているプラグインが、バージョンアップしようとしているバージョンに対応しているか
  3. 使用しているテーマがバージョンアップのバージョンに対応しているか

1.サーバーのスペック

なぜバージョンアップするのに、サーバーのスペックの確認が必要かといいますと、WordPressはPHPという開発言語と、MySQLというデータベースで動いています。
MySQLというものは、サーバーによって使用しているバージョンが異なり、古いバージョンだとバージョンアップできない場合があります。

2016年1月28日現在では、WordPressの最新バージョン4.1.1 MySQL 5.6以上が必要です。
WordPress公式サイトでは、下記のように書かれています。

古い PHP や MySQL しか利用できないレガシーな環境でも、PHP 5.2.4 以上、かつ MySQL 5.0 以上であれば WordPress は動作しますが、公式なサポートが終了しているため、サイトがセキュリティの脆弱性にさらされる危険性を理解したうえで利用してください。

2.使用しているプラグインが、バージョンアップしようとしているバージョンに対応しているか

WordPress最新版がリリースされた直後にバージョンアップすると起こりやすいのが、プラグインが最新版に対応できていないことでのエラーです。
プラグインは無償で提要されていますので、WordPressの開発とは別ものなのです。
WordPressが自動的に不具合が起こったプラグインを停止してくれるようなので、大きなトラブルが起こる事は少ないようですが、使用しているプラグインが最新版に対応されたことを確認してからバージョンアップした方が安全です。

3.使用しているテーマがバージョンアップのバージョンに対応しているか

プラグイン同様、WordPressの開発とは別で、テーマも提供されています。
デフォルトのテーマは別ですが。

各バージョンに対応してテーマも作られているので、バージョンアップする事で、レイアウトが崩れたり表示されなくなるというエラーが起こる事があります。
デフォルトのテーマを自身でカスタマイズしている場合も、カスタマイズした部分がバージョンアップすることで、データが書き換えらてれしまいます。
カスタマイズした部分を再確認し、その部分をバージョンアップ後に再カスタマイズが必要になります。

バージョンアップの手順

  1. データベースとファイルのバックアップをとる。
  2. プラグインの使用をすべて停止させる。
  3. WordPressをバージョンアップをする。
  4. バージョンアップが完了したら、使用していたプラグインを有効化する。

WordPress公式サイトにも書かれています。【アップグレード

バージョンアップは最新のバージョンが安全とは限りません

ここまで、Wordpressを定期的にバージョンアップする重要性についてご紹介してきましたが、実は必ずしも一番最新のバージョンが安全とは限りません
皆様がよく使われるiphoneでも、バージョンアップをするとたまにバグが置きてしまうように、Wordpressでもプラグインとの干渉の問題によって、最新の状態にアップデートすることでバグが起きてしまうことがあります。

そのため、インファクトでサポートを行っているお客様については、バージョンアップをする際に必ずバージョンアップの動作確認をし、バグが発生していないかなどの不具合を確認をした上で、安全が確認されたバージョンのみを、お客様のサイトに反映させております

最後に…

WordPressを定期的にバージョンアップすることが大切な理由をご理解していただけましたでしょうか?
バージョンアップする時の手順を間違えて、データが全て消えてしまった…など、ご自身でバージョンアップをされる場合はリスクがありますが、インファクトでサポートを組まれていらっしゃるお客様には、半年に一度WordPressのバージョンアップの対応をしていますのでご安心ください♪

定期的にWordPressをバージョンアップさせて、安全に活用していきましょうね!

 

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株式会社インファクトのディレクターです。 フロントエンジニアだった知識を活かしてお客様のためになるような情報発信、制作を行なっております。また日本だけでなくベトナムスタッフとも連携して業務をとりまとめております。 好きなことは、自分で1から考えるものづくり。本の装丁が気になったり布ものやお菓子を自分でデザインして注文するのが好きです。 やっぱりはちみつなしでは生きてゆけない。
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