リスティング広告の有効利用

unspecified-2
寒い日が続く今日このごろですが、お元気でしょうか?
巷では風邪やインフルエンザが流行っているようですが、幸い私や私の周りの人々はみんな元気で頑張っております。
“無事是名馬(ぶじこれめいば)”という言葉もありますが、私の周りには“名馬”が揃っているようです!w

前回は「検索エンジンマーケティング=SEM」についてご説明しましたが、お読みいただけましたか?
今日はその中の手法の一つ、「リスティング広告」について、コツなどをGoogle Adwordsに絞ってご説明します。

目次

  • リスティング広告を始めるには
  • ターゲットを絞り込む、広げてみる
  • 掲載順位は何位あたりが適当なのか?
  • まとめ:賢く使って上手に集客!

リスティング広告を始めるには

リスティング広告を始めるには、幾つかの作業をせねばなりません。
Googleの場合は、まずG-Mailのアカウントを作り、Adwordsに登録します。
その後様々な作業を経て、広告の出稿が始まるわけです。

それらの作業の中で、リスティングの肝となるのは「キーワード」です。

まず、これを探すことから始めましょう。
キーワードは、そのものズバリの品種名や品名から考え始めたり、使うシーン、困って必要になる瞬間、欲しくなる時間帯などを想定して考え始めると良いでしょう。

その次にやることは、「広告の作成」です。
指定したキーワードが検索されると、そのキーワードに紐付いた「テキスト広告」が表示されるのはご存知だと思います。

この「テキスト広告」が魅力的でないと、広告がクリックされません。

他にもクリックの候補はたくさんある中で、御社の広告文がクリックされるかどうか、ドキドキの瞬間です。

「今検索したキーワードに関連した情報を持っているよ!」ということを、いかに端的に表すかがとても重要となります。

さらにもう一つ、大事なものがあります。
それは、クリックされて飛んでいくページ、「ランディングページ」です。
ランディングページってことは、「到着ページ」という意味ですから、クリックした人が到着して、自分にとって必要なページなのかどうかを見極める、非常に大事なページとなります。このページが的外れだったりトンチンカンだったりすると、お客さんは2秒以内に検索画面に戻っていきますw。

なぜか?
「上野のケーキ屋さん」を探していたはずなのに、「名古屋」だったり「北海道」などのお菓子屋さんなどが出てきたら、「は〜?」とか思いますよね。
この辺りを十分注意して、自分の設定したキーワードと広告文、ランディングページが論理的に合っていること(自分勝手な解釈はダメ)を確認しながら、作業を進めて下さい。この後広告分とランディングページの掲載審査がありますので、Google側の判断で「掲載不可」となる場合もあります。

っというわけで、「リスティング広告」を始める際には、最初これらを自分で設定する必要があります。
ちょっと敷居が高い気がしますが、でも大丈夫!
今、GoogleもYahooもリスティング広告の獲得に力を入れていますので、サポートがめちゃめちゃ良いんです!

例えばGoogleなら、Adwords画面の右上にある歯車マークを押すとヘルプ画面が開き、その中に書いてある電話番号(0120)に電話を掛けると、親切丁寧に教えてくれるばかりでなく、作業を全て肩代わりしてくれたりします!(設定サービス)

これは使わない手はありません!
もちろん、広告代以外は一切お金はかかりませんよ。

ターゲットを絞り込む、広げてみる

キーワードの選定はキーワード・アドバイスツールなどのツールを使う方法もありますが、取り敢えずは自分の思いつくままに紙にでも書き出してみましょう。
最初はまず10個位でもいいです。

その中で大事だな、と思うものを3〜5つくらい選び、エクセルのセルに、これらを並べていきます。
ブログ用1
例えば、「ケーキ」「上野」「クリーム」「美味しい」「お手頃価格」などが上がった場合は、これらをマトリックス的に、エクセルなどのスプレッドシート上に並べていきます。

「ケーキ」「上野」
「ケーキ」「クリーム」
「ケーキ」「美味しい」
「ケーキ」「お手頃価格」

「上野」「ケーキ」
「上野」「クリーム」
「上野」「美味しい」
「上野」「お手頃価格」

「クリーム」「ケーキ」
「クリーム」「上野」
「クリーム」「美味しい」
「クリーム」「お手頃価格」

「美味しい」「ケーキ」
「美味しい」「上野」
「美味しい」「クリーム」
「美味しい」「お手頃価格」

「お手頃価格」「ケーキ」
「お手頃価格」「上野」
「お手頃価格」「クリーム」
「お手頃価格」「美味しい」

2つのキーワードの組み合わせは上記の20個。
ちょっと待て、「ケーキ」「上野」と「上野」「ケーキ」は同じじゃないの?

ところがそれが微妙でして…。
Adwordsなどでも区別がある(かつてはあった)ので、一応全部入れておきましょう。

さて、ここで一つ思い出したいのは、「何のための広告か」ということ。

「上野のクリームが美味しくてお手頃価格のケーキ屋さん」として売り出したい場合の広告と考えてみると、例えば「上野」というキーワードが入っていないと、日本中のケーキ好きのお客さまに語りかけることになりますね。
ケーキはナマモノ。通販には向かないし、人手もコストも掛かるので、全国区で集客してもちょっと無駄ですよね。

となると、「ケーキ屋」と「上野」(もしくは、「台東区」「東京」など地域情報)は外せない条件となります。
これは“絞り込み条件”と言って、お店のお客さまとして適切な方に来ていただくための作業となります。(この場合、「ご近所で来店可能な顧客」という条件で絞り込んでいます)
さらにもう幾つか条件を重ね、「ケーキ」「上野」「クリーム」「美味しい」などという塊で出すことも出来ますので、かなりの絞り込みをすることになります。

こうして絞り込むことで、日本中にある沢山のケーキ屋さんの中からあなたのお店を見つけて、来店してもらうための施策(広告)となるのです。

一方、「ケーキはクリームが命!」「クリームが大好き!」「全国のクリームを食べ歩いてます!」などという“クリームフリーク”のような方ですと、「上野」という狭いエリアで絞り込んだ場合、上記の方はお客さま候補=ターゲットとなり得なくなってしまいます。この場合はむしろ、“キーワードを広げる”という作業が必要となります。
「上野」という一つの街ではなく、「東京」や「台東区」などと範囲を広げることで、遠くからやってくるお客さまを獲得出来るようになります。
この場合は、「クリーム」「美味しい」「東京」などの組み合わせで設定しておけば良さそうですね。

こうして、キーワードを組み合わせていくことで、お店にふさわしいいろいろな属性のお客さまを呼び込む事ができるようになります。
組み合わせはほぼ無限大にありますので、最初は少なめに始め、徐々に足していったり、検索の多いキーワードにはお金をかけたり、わざと絞り込んだりして、広告効果の高い方法を見つけ出していきます。

この辺りの方法(戦略)なども、Googleのサポートに電話をすると懇切丁寧に教えてくれます。是非ご利用下さい!

お値段の話:掲載順位は何位あたりが適当なのか?

リスティング広告を行う際、最も気になるのが“お値段の設定”だと思います。最も悩む、と言ってもいいかもしれません。これらのシステムは、まず「一日辺りいくら使うか」(例えば一日3,000円で、月に90,000円の予算感)を決め、次に1組のキーワードに最高いくらまで払うか(デフォルトで100円という上限を決めてあります)という上限価格を決めて広告を開始します。
この、一組のキーワードにいくら払うかが難しいところで、例えば「美容」「ダイエット」「婚約指輪」などの人気のある「ビッグキーワード」と言われるものですと、一回で2,000円程度出さないと1ページ目の上位には表示されません。この上限価格が出現順位を上げるための大きな要件であるからです。(それだけではなく、「品質スコア」というもう一つの要素もありますが)

ある言葉で検索を行った時、そのリストの一番に上がったものをクリックする確率は50%と言われています。2番めで25%、3番目で10%以下になってしまうという統計もあるほどです。出来れば、一番上に持っていきたいところですが、広告と自然検索(オーガニック検索)の区別が普通の方にはつきにくいこともあり、この辺りの数字はどれほど有効なのか、ちょっと疑問も残るところです。広告が上に出ているので、広告かオーガニックな結果かを意識する人としない人によって“何処をクリックするか”は変わってしまうからです。

まあそれでも、1ページめの上位に載っていれば、かなりの広告効果は期待できますね。
狙いに行くなら上から3番目くらいが、広告とオーガニックの境目になるので一番良いのでは?、と私は思います(あくまでも私見ですが)。

キーワードは組み合わされるほどニッチになっていく(検索数が少なくなっていく)ので、それだけ価格は下がっていきます。ニッチということは、表示される回数も減るということなので、クリックされる数も減っていくからです。しかしそれだけ「条件にあった良質のお客さま」を捉えられるという考え方もあるので、悪いこととは思いません。
おまけに単ワードでは高くて手が出せなくても、組み合わせワードであれば手頃な価格になって、買えるようになるというメリットも出てきます。
商材によってこの辺りは上手に使い分けることが必要です。

まとめ:賢く使って上手に集客!

さて、急ぎ足で「リスティング広告」についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?少しはやってみよう!という気が起きたら嬉しいです。

基本的な戦略としては、一度広告を回してみて、どのくらいの金額でどのくらいの期間広告が行えるかを確かめ、効果を見極めてから、再度広告文やキーワードの設定をやり直し回す、といういわゆる「PDCAサイクル」を回していくと良いでしょう。

掲載順位についても、効果を見ないことにはお金を掛けるべきなのかそうでもないのか、判断がつきません。
とにかく一度、始めてみましょう!

最後にもう一つ、大切なことは「効果測定」です。

Adwordsのコントロールパネルの中では「コンバージョン」とか「CV」と表現されていますが、例えば旅館サイトなどでは「予約」というボタンを押されるよりも、「予約完了」というボタンを押され、「ご予約ありがとうございました」との表示を確認することが“最終目的”ですので、このページ(通称「サンキューページ」)に印を付けて「このページが表示されたら花マル!(コンバージョン)」とし、この“花マル”の数をカウントすることで、広告効果を測定できるのです。
これは、Adwordsが提供するコンバージョンタグをサンキューページに貼ればすぐに実現出来ますので、是非実行したいところです。

ケーキ屋さんなど、お店への集客の場合はこのやり方は難しいかもしれませんが、その際は、「Webで見た方には◯◯を進呈します!」と書いておけば、お客さまがそれを要求した時点で“効果があった!”となります。

こんな風にしてリスティング広告を活用することで、これまでに期待したことのないお客様が来店したり、コンタクトを取ってきたりします。正に“インターネットの時代”を生きているなと実感させられる瞬間ですw。

本当に「1日500円」程度の少額からでも始められ、頑張ればとても効率的に集客できるリスティング広告は、今や欠くことのできない広告メディアになっております。
特に大企業の様に広告宣伝費を使えない、中小企業や個人商店などには“救世主”的な存在です。
是非とも上手く付き合って、使いこなせるようになって欲しいと考えます。

最近はYahooでもGoogle並の親切で便利な電話サポートや設定サービスも行っておりますので積極的に利用し、御社のビジネスの成功に結びつけるべきです。
頑張って!

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
インファクト編集部

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP
LINE it!