【基本】ホームページリニューアルで押さえておきたい5つのこと

ホームページのリニューアルは、デザインが古くなった、機能を増やしたいなど様々な理由で行われます。
本記事では自社での制作、他社への委託に関わらず、まずはここだけは押さえてほしいポイントを中心にお話しします。

ホームページをリニューアルする目的は何か明確にする

最初に行うこととして、新たにホームページをリニューアルする目的を明確にしましょう！
そのために、何故目的を設定するのかについてお伝えします。

現在の事業にどういった課題があり、どう改善していきたいかを言語化し、リニューアルする目的を決めることでホームページに何を入れたいかが自ずと決まってきます。それは目的が明確でないと、リニューアルしたホームページで何を伝えたいのか？誰に伝えたいのか？といった訴求内容が曖昧になり、目先のデザインに注力してしまうといったことが起こりえます。

それこそがリニューアルするために最も重要なことです。
リニューアルする目的の例として、

• • ECサイトの売上向上したい
  • 採用人材を増やしたい
  • 事業内容を分かりやすく伝えたい
  • 最新の情報に更新したい
  • カテゴリーを分かりやすくしたい

といったことが挙げられます。これらの目的を設定する際に、「何を(what)」「誰に(who)」「どうやって伝えるのか(how)」は押さえておきたいところです。

目的の設定は、現状の課題を把握し、既存のホームページをリニューアルすることで、どうなりたいのかまでを明確にするほどより良いホームページになります。

誰に見てほしいのか、ターゲット層を明確にする

先にお伝えした目的の設定を踏まえて、次はホームページを見てほしいターゲットを明確にしましょう。
基本的に企業のホームページに訪れる人は何かしらのきっかけで、自社の名前を知っています。
それが取引先なのか？学生なのか？などによって見せる内容は大きく変わります。
リニューアルする際には、ターゲットを明確にすることで、訴求する内容も自ずと明らかになります。

ターゲットを決めるときは「ペルソナ」を用いる

ターゲットを選定する際は「20〜35歳で〇〇といった悩みを持っている人」など想定される方が多くいらっしゃいます。
ここではそれを「ペルソナ」と呼び、具体的な年齢・職業・趣味・住まいなどを想定して行います。本記事では詳細は割愛しますが、ぼんやりとしたターゲットではなく、「ペルソナ」を設定しましょう。
「ペルソナ」について具体的に知りたい方はぜひこちらの記事をご覧ください。
ホームページのリニューアルをご検討の方に大変オススメの記事となっております。
オウンドメディアを運営する際の戦略的なペルソナ設計
初心者向けペルソナの作り方｜ブログ・マーケティングの基本

デザインにこだわりすぎない

ここでは、ホームページのデザインにこだわりすぎないことについてお伝えします。
よくあるパターンとして、見やすさやデザインを追求しぎてしまい、そちらにリニューアルする予算やスケジュールを割いてしまうということがあります。

デザインはあくまで「どうやって伝えたいのか」を表現する手段にすぎません。ホームページをリニューアルする目的は何か、見失わないことが重要になります！

誰にとっても見やすい内容にする

ここでは、見やすい内容を心がけることについてお話しします。
例えば、PCでは問題なく閲覧できたのに、スマートフォンだと文字崩れが起こるということは少なくありません。LINEの調査によると、インターネットを週1回以上利用するユーザーの内、94％がスマートフォン、43％がPCを利用しています。

スマートフォンのみ利用する人は半数もおり、機種やブラウザによって差異が起こらないようにしましょう。
それに加えて、ホームページが分別されておらず、見づらいというケースもあるかと思います。

先にお話しした目的やターゲット層に従って、ホームページで強調したい内容・分かりやすいカテゴリーを心がけたいところです。

まとめ

今回はホームページをリニューアルするにあたって、特に重要な5つの押さえておくことをまとめました。
重ね重ねになりますが、まずはリニューアルの目的を明確にすることが何より重要になります。ターゲット層やデザインといった話も目的がないとぼやけてしまいますので、現状の課題やゴールを言語化することがとても大切です！これらを事前に考えることで、リニューアル後の成果も大きく変わってくるのです。