直帰率とは何? Google(グーグル)アナリティクスの見方

20150910

こんにちは、夏休みは一人旅で四国に行ってきた篠崎です。飛行機苦手、自動車免許無しの私の移動手段は全て鉄道。四国の特急に乗ること5日間で約625Km。東京・姫路間に匹敵する距離だそうです!

さて、今回から、慣れないと、なかなか理解しづらいGoogleアナリティクスの見方について、基本の基本からわかりやすく解説していきます。
1回目は直帰率のお話です。

直帰率とは何? Google(グーグル)アナリティクスの見方

目次

  • 直帰率とは何?
  • 直帰率が高いってどういうこと?
  • 直帰率の平均…他のホームページと比べても意味はない
  • 直帰率だけはわからない「読まれていない?/読まれている?」
  • 直帰率の改善(1)読まれていない場合の対策
  • 直帰率の改善(2)読まれているのに直帰率が高い場合
  • まとめ

直帰率とは何?

直帰率up

Google Analytics(グーグル アナリティクス)を見ていると出てくる「直帰率」。日常生活で全く聞かない馴染みのない言葉です。
でも、難しく考えることはありません。読んで字の通り「真っ直ぐ帰った割合」のこと。つまり、ホームページを見に来たお客さんの中で、1ページしか見ないで帰ってしまった(真っ直ぐ帰った)お客さんの割合のことです。

例えば、10人の方があなたのホームページに訪れたとします。この内、9人が2ページ目を見ないで去っていった場合、直帰率は90%となります。逆に、去ってしまったのが1人だった場合は、直帰率は10%となります。
一般的に、ホームページに興味を持ったお客さんは、何ページも読むハズ。
ですから、1ページしか読まない方は、あなたのホームページにあまり興味を持たなかった方といえます。

直帰率が高いってどういうこと?

「直帰率が高い」というのは、ホームページに来たけれど、1ページしか見なかったお客さんが多いということ。つまり、ホームページに興味を持ってくれたお客さんが少ない、ということを意味します。
ですから、いくらホームページが上位表示されて、GoogleやYahoo!からのアクセスが増えたとしても、直帰率が90%もあったら、非常に多くのお客さんを逃していることになるわけです。

「直帰率が高い」ということは、

「多くのお客さんを逃している」

ということなんです。
一般的なアクセス解析やGoogleアナリティクスのハウツー本を読めば、かならず「直帰率が高い」ことは良くないと書いてありますが、それだけホームページにとっては重要な数字なのです。

直帰率の平均…他のホームページと比べても意味はない

となると「直帰率ってどのぐらいが適正なの?」「平均値は?」というところが気になるかもしれません。しかし、残念ながら、これには正解はありません。
なぜなら、ホームページごとに、お客さんの状況が異なるからです。

例えば、上野にある洋食屋さんのホームページを例に考えてみましょう。
ホームページに訪れるお客さんの検索キーワードの多くが

「レストラン 上野」
「ランチ 上野」
「洋食 上野」

といった上野で飲食店を探しているものだったとします。飲食店を探す方は、メニューやお店の雰囲気、場所、営業時間などの情報を調べるはず。ですから、1ページしか見ない可能性は少ないと考えられます。
この時、直帰率が70%だったとしたら、どうでしょうか?
お客さんが10人見に来て、その内7人が2ページ目を見ていない状況ですから、これは良くない数字と言えるかもしれません。
では、検索キーワードの多くが

「美味しいハンバーグ 作り方」
「オムライス 簡単 包み方」

といったものだった場合はどうでしょうか?
このような検索をする方は、調理方法を調べている方々ですから、飲食店のホームページに興味を持つかは微妙なところです。ですから、
もし、このホームページの直帰率が70%だったら、これはかなりすごい数字かもしれません。
※もちろん、何回か訪問している内に、お店自体にも興味を持ってもらえるかもしれませんが…。

このように、同じ直帰率70%でも、その意味は大きく異なります。ですから、他のホームページや世の中の一般平均と比較しても、それほど意味はありません。
重要なことは、今、あなたのホームページに来ているのは、どのようなお客さんなのか?ということです。
その上で、直帰率が高いのか/低いのかを判断することが重要です。

直帰率だけはわからない
「読まれていない?/読まれている?」

ところでこの「直帰率」、とても便利な数字ですが、Googleアナリティクスの場合、これだけでは、わからない事があります。
Googleアナリティクスで
は、仕組み上1ページしか見なかったお客さんが、そのページを「読んでからいなくなったのか」それとも「全く読まないでいなくなったのか」を確認することができないのです。

この「読まれている/読まれていない」を判断するには、さまざまな手掛かりを元に想像するしかありません。
お客さんが検索しているキーワードや、お客さんがやってきた経路(紹介?SNS?ブログ?…)、ホームページ全体や問題となっているページの滞在時間などの情報を集めます。その上で、お客さんになりきって考えるのです。
セミナー経由できたお客さんなら、この内容でよいけど、検索から来た場合は、前提条件を説明しないと、話が通じないかもしれないな…といった感じに。

その際、一番お勧めの方法は、実際のお客さんに聞いてしまうことです。
よくサービスを利用していただける仲のよいお客さんや、いろいろと率直に意見を言ってくれるお客さんに、単刀直入に聞いてしまうのです。「このページ、読みますか?」「読んでいただいてどうですか?」と。
中でもホームページ経由でお問合せがあったお客さんの意見はとても参考になります。
あまりしつこく聞くのは良くないですが、さりげなく情報を得られるように、普段のコミュニケーションからちょっと気をつけてみてはどうでしょうか。

直帰率の改善(1)読まれていない場合の対策

それではここから、「直帰率が高い」場合の改善策について考えていきましょう。ただ、直帰率の改善は、「読まれていない場合」と「読まれている場合」で異なりますので、それぞれ別々に考える必要があります。

まずは「読まれていない場合」から。
この場合、チェックするべきポイントは以下の2つです。

  • ぺージの内容は、ページ(ブログ)のタイトルと一致していますか?
  • ページの内容が一目でお客さまに伝わっていますか?

それでは順を追って説明してきます。

ぺージの内容は、ページ(ブログ)のタイトルと一致していますか?

ホームページを作る上で、最も基本的なことですが、案外、見落としがちなので、しっかりと確認することをお勧めします。
インターネットで検索する方が、まず目にするのがホームページ(ブログ)のタイトル。お客さんの多くは、このタイトルを見て、内容を読んでみたいと思ってホームページに来るわけです。ですから、タイトルとページの内容が一致していない場合、すぐに立ち去ってしまいます

例えば、タイトルは「美味しいハンバーグの作り方」なのに、「ハンバーグの歴史」が書かれている。
「中小企業のマイナンバー対応はこれだ」というタイトルなのに、中身はマイナンバー法について難しい法解釈が書かれているだけ。
「新幹線の料金一覧」というタイトルなのに、ページには「新幹線の写真」が並んでいるだけ。

それぞれテーマは近いかもしれませんが、タイトルとページの中身が一致していません。これではお客さんは、そのページを読まない確率が高くなるでしょう。
ホームページの「直帰率」が高い場合、まずはタイトルとページの中身が一致しているかどうかを確認しましょう。
一致していない場合は、タイトルを変えるか、ページの中身自体を見直す対策が必要です。

ページの内容が一目でお客さまに伝わっていますか?

いや、タイトルと内容はちゃんと一致している。それでも「直帰率が高く」、どうもホームページを読まれていないようだ…。そのような場合には「ページの内容が一目でお客さまに伝わっているか」をチェックしましょう。

ホームページを見に来るお客さんの大半は非常にせっかちです。パッと見て、そのページを読むか読まないかを判断してしまいます。
ですから、ページの中身がタイトルと一致していても、お客さんが最初に見る範囲の中で、そのことが伝わらないと、結局は読んでもらえません。

この点も案外見落としがちですので、しっかりと確認しましょう。実際に、該当のページを見てください。最初に見える範囲で、ページに書かれている内容が、お客さんに伝わっていますか?
もし、伝わっていない場合、お勧めの改善方法は、ページの冒頭で以下の2つを行うことです。

  • ページの要約をわかりやすく書く
  • 見出しを目次として並べる

ページ内容の要約と目次を使って、ページの最初の部分で、お客さんに「このページには◯◯の情報が書かれています」とシンプルに伝えるとよいでしょう。
ホームページの内容が、タイトルと一致していて、そのことがお客さんにシンプルに伝われば、「直帰率」は改善されるはずです。

直帰率の改善(2)読まれているのに直帰率が高い場合

次のページへ上手に誘導していますか?

次にページが読まれているのに直帰率が高い場合の対策を考えてみましょう。
ページの内容とタイトルが一致していて、しかもそのことが、お客さんにシンプルに伝わっている。ちゃんとお客さんに読んでもらえているのに「直帰率が高い」場合があります。

この時に確認するべきポイントは、お客さんがページを読み終わった後の部分、「ページの最後がどうなっているか」です。
お客さんの多くは、ページを最後まで読み終わり、必要な情報を得ると、そこで満足しホームページを去ってしまいます。この満足したお客さんを次のページへと引き込む努力をしないと直帰率は改善しません。
「ページの最後」で、ただ文章が終わっている、あるいは、「トップページはこちら」といった状態になっている…このような場合はぜひ改善を考えましょう。

お勧めは、ページの読み終わり部分に、お勧めページへの誘導を設置することです。
そのページを読み終わったお客さんであれば、絶対に興味を惹かれるであろうページへと誘導するのです。

例えば、「美味しいハンバーグの作り方」のページであれば、「ハンバーグをさらに美味しくするソース10選」といったページへの誘導があればどうでしょうか?
きっと、そのお客さんは興味を惹かれてクリックしてくれるでしょう。

もちろん、どんなページでも誘導すれば良いものではありません。ポイントは、お客さんが興味を引きそうなページへ誘導することです。
例えば「新幹線の料金」を説明するページの下で、「格安新幹線チケットはこちら」は効果的だと考えられますが、「マイナンバー対策の決定版」は、それほど効果がないでしょう。
しっかり誘導しているけど、「直帰率が高い」という場合は、どのようなページに誘導しているのか?も確認してみてください。

まとめ

  • 「直帰率」とは「1ページしか見ないで去っていったお客さんの割合」
  • 「直帰率が高い」とは、せっかくホームページに来たお客さんが逃げている状態
  • 「直帰率」を改善するには、
    ページの内容とタイトルを一致させること
    ページの内容を最初に見える範囲でシンプルに伝えること
    ページの最後で次のページへと誘導すること

Googleアナリティクスを見ていて、なかなかイメージしづらい「直帰率」についてまとめてみました。ホームページ改善の参考にしていただければ幸いです。

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インファクト編集部

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中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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