検索キーワードの3つの分類 – Googleアナリティクスの見方

20151002

最近、四国のお城の話ばかりしている篠崎です。
四国の4つの現存天守閣ですが、観光という点では松山城が最高です。お城そのものも素敵ですが、お城に登るのにロープウェイやリフトがあって子どもも楽しめて、そして何よりも道後温泉が近いことが素晴らしい。登城で疲れた体を温泉で癒す・・・お勧めです。

さて、今回もGoogleアナリティクスの見方をお送りします。これまで「直帰率」「離脱率」と来ましたが、今回は「検索キーワード」の話です。
Googleアナリティクスでは「オーガニック検索」と呼ばれるもの。解説するまでも無いかもしれませんが、ただ漠然と見るよりも、ポイントを押さえて見ると、さらに多くの情報が得られます。

検索キーワードの3つの分類 – Googleアナリティクスの見方

目次

  • 検索キーワードとは?
  • 検索キーワードの3つのタイプ
  • 情報収集のための検索キーワード
  • 行動を起こすための検索キーワード
  • 屋号や人名の検索キーワード
  • 「not provided」とは何?
  • まとめ

検索キーワードとは?

オーガニック検索まずは基本的な部分から。
検索キーワードとは、一般的には、実際にホームページを訪れたお客さんが、どのようなキーワードで検索して、ホームページへ訪れたのか?文字通りのその時に検索したキーワードを意味します。(お客さんが実際に流入したキーワードなので、流入キーワードと呼ぶ方もいます)

実際に、ホームページを発見した時に検索したキーワードですから、ホームページを分析する上で、非常に重要な情報となります。

Googleアナリティクスでは、「オーガニック検索」=「Organic Search」と表記されます。
画面上で確認する場合は、「集客」→「全てのトラフィック」→「チャネル」→「Organic Search」とすると一覧を見ることができます。

なお、Googleアナリティクスのサービス内容や表記は、よく変更されます。
現在、従来の検索キーワードと呼ばれた内容については、「オーガニック検索」と「検索クエリ」という2種類の呼び方で、しかも言葉の持つ意味合いも、使い方も今までとは異なる形になっています。
「検索クエリ」については改めてブログを書かせていただきますので、今回は従来の意味での「検索キーワード」=「オーガニック検索」という前提で話を進めさせていただきます。

この「Organic Search」=「オーガニック検索」ですが、正直よくわからない言葉。
無理矢理に「自然な検索」と日本語訳してしまうと多少は理解しやすいかもしれません。
実際に検索からホームページを見に来た人の内、「広告」からの流入を除いたもの、つまり、純粋に検索で見に来たお客さんのことを意味します。
ですから、この一覧で表示される「キーワード」は、広告を除いた検索キーワードの一覧という形になります。

さて、この検索キーワードですが、漫然と見ているだけでは、なかなか有益な情報を得られません。そこで、もう少し、「検索キーワード」について、掘り下げてみたいと思います。

検索キーワードの3つのタイプ

実は、検索キーワードは大きく3つのタイプに分けることができると言われています。
これは、検索するお客さんの検索の目的(検索意図)によって分類する考え方に基づくもの。
Googleの検索システムの責任者であるMatt Cutts(マット・カッツ)氏が2012年に提唱しています。
2012年の内容ですが、基本的には今でも役に立つ分類の考え方だと思いますので、詳しく見ていきましょう。

情報収集のための検索キーワード

Googleの担当者の言葉では「Informational」と表現されます。(この横文字は全く覚える必要はないですので、意味だけ押さえてくださいね)
インフォメーション(情報)を求める検索、つまり、情報収集を目的として検索されるキーワードを意味します。

例えば、

「遺言書 書き方」
「契約書 テンプレート」
「ハンバーグ レシピ」

などのようなキーワードになります。

このような検索キーワードは、情報を収集することが目的ですから、情報を入手できればそこで満足する場合が多くなります。
ですから、「直帰率」や「ページビュー/セッション」といった指標は低くなる傾向があります。

もちろん、情報収集の段階ですので、すぐにお客さんになることは少ないでしょう。とはいえ、情報取集をしているということは、全く関係ない方々というわけではありません。
将来のお客さん候補、潜在的なお客さんと言えます。

「今すぐ」のお客さんを集めたい場合は有効ではありませんが、見込み客さんを増やしたい場合は、こういった検索キーワードも多くしたいところです。

行動を起こすための検索キーワード

Googleの担当者の言葉では「Transactional」。「transaction」とは日本語で「取り扱い」や「取引」と翻訳されます。ただ「取引」というよりは、何らかの「行動を起こしたい」時の検索キーワードだと考えると、わかりやすいでしょう。

例えば、

「腰痛 治療 台東区」
「交通事故 相談 弁護士」

などのように、行動に直結するような検索キーワードです。

「治療」→「治療する」、「相談」→「相談する」のように「する」と組み合わせると、動詞として意味が通るものが多く含まれます。
また、動詞にならなくても

「上野 喫茶店」
「池袋 整体院」

といった検索キーワードも、「上野でお茶したい」「池袋で整体院に行きたい」などのように行動につながる検索と考えられます。

この分類のキーワードは、「腰痛を治療したい」「弁護士に相談したい」といった行動に直結した検索ですから、すぐにお客さんになる可能性が高い検索キーワードと言えます。

「今すぐ」のお客さんを増やしたい場合は、ここに注目すると良いでしょう。

屋号や人名の検索キーワード

Google担当者は「Navigational」と呼んでいる分類です。
ナビーゲションつまり、特定のホームページやサービスをピンポイントで探している際の「案内」となる検索キーワードです。

「株式会社◯◯◯◯◯」などのように屋号やサービス名、コンサルタントや士業さんであれば個人名での検索がここに相当します。
あるいは、特定のメーカーの特定の商品名で検索する場合などもここに含まれます。

集客という点で考えると、紹介や名刺交換、チラシや広告などの他媒体から誘導されて、直接ホームページを訪問する方々と考えるとわかりやすいです。

このタイプの検索キーワードでホームページに訪れるお客さんは、すでにサービスの検討段階に入っていたり、知人からの紹介でホームページを訪問していたり、広告で興味を持って見に来たり、といった状態です。
ですから、非常に見込み度が高いと思われます。(お友達が興味本位で検索するケースもありますので、特に開業直後やホームページ開設直後はご注意くださいね)

もちろん、この検索を増やすためには、屋号やサービス名、名前をまずは知っていただく努力をする必要があります。有名の企業の場合、テレビなどのマスメディアで盛んに「◯◯で検索」とやっているのも、ここを増やす努力と言えます。

検索キーワードを分析する際は、この3つの分類に当てはめて、今、自分のホームページへ来ているお客さんたちのおおよその傾向を把握することが大切です。

その上で、どのような情報をそこから読み取れば良いのか?という話になる訳ですが、そこについては、次回詳しくご案内いたします。

さて、今回はここまで、としたいのですが、最後に1つだけ、Googleアナリティクスでオーガニック検索を見ていると出てくる謎の言葉について説明したいと思います。

「not provided」とは何?

Googleアナリティクスでオーガニック検索を見ていると、大抵一番検索数が多いものに「not provided」とあるのではないでしょうか?
何だかわからないが、検索数がやたら多い数字なので、気になる方も多いと思います。

「not provided」とは、直訳すると、「提供されていない」ということ。
平たく言えば、Googleが何のキーワードで検索されたのかを教えてくれない(=情報を提供してくれない)、ということです。
以下のブログで簡単な説明がありますので、参考にしてください。

参考:ウェブマスターツールで直近90日の実アクセスをチェックしよう!

現在、Googleからの流入の大半(九割五分以上)が、この「not provided」になってしまっています。従って、現在確認できるオーガニック検索の多くはYahoo!経由のものと考えられます。

Yahoo!とGoolgeではYahoo!の方が若干シェアが多く、また、使用する世代やエリアなどでユーザーの偏りがあるとされています。ですから、全く同じとは言えませんが、ざっくりとキーワードがわかっている範囲と同じぐらいの比率で、「not provided」にも含まれているだろう、ぐらいに考えておくと良いでしょう。

一応、「not provided」を調査することもできますが、それには「Google Search Console(旧:ウェブマスターツール)」との連動が必要になります。方法については、上述のブログにありますので、参考にしてください。

まとめ

  • 検索キーワードとは、お客さんが実際に検索したキーワード
  • Googleアナリティクスでは「オーガニック検索」とされる
  • 検索キーワードは検索した目的によって3つに分類される
  • 「not provided」はGoogleが教えてくれない検索キーワード

Googleアナリティクス関連のオススメ記事

Googleアナリティクス初心者の傾けの記事をまとめました。よろしければ、合わせてお読みください。

直帰率とは何? Google(グーグル)アナリティクスの見方
離脱率とは何? Google(グーグル)アナリティクスの見方
離脱ページ「離脱率」を改善させる3つのポイント – Googleアナリティクス
検索ワードを分析しよう!Googleアナリティクスの見方
ヤフー(Yahoo!)からの検索キーワードも不明に?Googleアナリティクス

おまけ

毎回、お城の話をしていたら「写真ないんですか?どんなお城か気になります」と言われました。という訳で、こっそり載せておきます。
台風一過、ものすごい青空の松山城です。自分で撮ったのになんですが、嵌め込み合成みたいに見えますね、空が・・・(笑)

松山城

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
インファクト編集部

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP
LINE it!