3分でわかる!ECサイトのカート機能とは?
豪雨があり、川が氾濫寸前だった京都の山井です。
前回はECサイトを行う際に、必ず表示させる項目をお伝えしました。
>>>ECサイトで定期販売を行う際に必ず表示させないといけない項目
今回も、ECサイトを始めようと考えられている方に向けて、ECサイトを運営していく上で必要な「カート」 について簡単にご理解頂けるようにお伝えしていきます。
ECサイトのカートとは?
ECサイトでは、商品を探して購入することができます。
購入する際に、カートに入れて発送先を入力し、支払い方法を選択します。
それにより、ECサイトで購入した商品が届きます。「カート」とはそうした一連の機能のことをカートと言います。
カートは、上記以外にもECサイトの役立つ機能がありますのでわかりやすいように下記にまとめました。
・商品の注文管理
・配送先・方法、決済方法を指定
・決済手続き(クレジットカードや代引きなど)
・顧客・販売管理
・購入者への連絡(ステップメールなど)
などの機能を有しています。
自社でECサイトを構築し、カート機能も自社で用意するのであれば必要ありませんが、費用と時間がとてもかかります。
そのため、ECサイトを用意してカートはカートサービスを展開している企業と契約してカート機能を入れるケースが多いです。
ECサイトのカート機能を提供している会社は多いので、サポート内容や商品登録可能数などを比較して自社に合うカートサービスを利用しましょう。
ECサイトにカートを入れるメリット
ECサイトにカートを入れるメリットは、簡単に決済機能や顧客管理ができる点です。
クレジットカード決済機能を付けるだけでも、かなりの手間がかかり面倒です。
個人で行うとクレジットカード会社に対して1社1社に審査を通して契約まで持っていかないといけなくなり、多くの時間が必要となります。
その点、カートサービスを利用すると複数のクレジットカード会社の決済機能を簡単に利用できるので、とても効率的です。また、顧客管理が簡単にできるのも大きなメリットの一つです。
個人で制作したECサイトの場合、顧客管理を行うツールを入れるか、外部で行うなどと手間がかかります。しかし、ECサイトのカートサービスを利用すれば、カートの管理画面で顧客管理ができ、どの商品を購入したか、配送状況、問い合わせなどの管理が簡単にできます。
こうした顧客管理が容易にできる部分が一番のメリットです。
ECサイトにカートを入れるデメリット
ECサイトにカートを入れるデメリットは、仕様や機能が決められておりカスタマイズ性が低いことです。
カートで必要な機能が入った状態でカートを手軽に導入できますが、決済手段が限られていたり購入画面のデザインやフォームのカスタマイズができないなどのデメリットがあります。
また、制作できるページ数や商品登録数の上限が設定されているなどのデメリットがあるカートサービスもあります。
他にも、カート自体が外部サイトになりますので、サイトの評価やSEO的な観点からするとあまり良くはありません。
また、ランニングコスト(維持費)が発生するのでカートを利用する限りそのコストが発生する点もデメリットになるのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ECサイトで必要なカートについてご紹介しました。
メリット・デメリットがあり、難しく感じられるかもしれませんが、自社でカート機能を1から作ろうとすると莫大な時間と人件費がかかります。
ECサイトを運営している方は主にカートサービスを利用していますので、ぜひ色々なカートサービスを比較してご検討ください!
インファクト編集部
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