藤巻幸大 著「10年後を後悔しない君へ」レビュー|課題図書で読んでみた

20150313_

こんにちは、なんだかんだで、今週ブログを投稿するのが3回目のコンノです(;゚∀゚)

インファクトでは、2月から月に1本課題図書を読むことになりました。
会社全体の標準レベルを上げること、同じ考えを共有することが目的です。

ただ課題図書を読むだけでは、内容が流れてしまい自分の中に入ってこないので、「インプットしたらアウトプット」。
ブログでレビューを書く「アウトプット」をすることによって、自分のものにしよう!ということで、藤巻幸大 著「10年後を後悔しない君へ」レビュー記事です。

インプットとアウトプットの重要性に関しては、こちらの記事でわかりやすく説明しています>>>【今週の朝礼ネタ|インプットとアウトプットを繰り返す重要性

「10年後を後悔しない君へ」の要点をまとめてみる

仕事編

【プライドは捨てたもん勝ち】キャリアが浅いうちは、「こんな仕事をするために会社に入ったんじゃない」という厄介なプライドは捨てよう。

【嫌な上司でも3年は我慢しろ】仕事に理不尽はつきもの。嫌な上司の下にいたら、折れない心にするための訓練期間。

コミュニケーション編

【コミュニケーションはゲーム】コミュニケーションは「器の比べ合い」。ゲーム感覚で楽しもう。

【物申すときはカーブで攻めろ】社会人のコミュニケーションは直球だけでは成り立たない。

時間編

【無駄なことに時間を使え】「無駄な時間」と「無駄な経験」からオリジナリティーは生まれる。

【快楽的であれ】快楽的に時間を使える人こそ、おもしろいアイディアや結果を出せる。

お金編

【お金がほしいと思っていい】漠然とお金持ちになりたいではなく、「あのバッグがほしい」などの欲求は、働くうえでモチベーションになる。

【いいもの知るためにお金を使え】いいもの、いい経験にはお金を使うべき。

生活編

【履歴書に載せる資格はいらない】自分を大きく見せたり、採用されるための資格はいらない。

人生編

【仕事は手段】仕事は豊かな人生を送るための手段。人生の目的ではない。

各テーマの中から少しだけ抜粋してみました。
各テーマの最初の一文字が手書きなのと、各テーマのまとめ部分に著者の藤巻さんの写真があります。
まるで、藤巻さんからの手紙を読んでいるような感覚になった本でした。

基本的にすべてに共感 ディレクター岡田のレビュー

すべて短文で口語の文章だったので、非常に読みやすかったです。言いたいことがストレートに伝わってきました。
自己啓発本はあまり得意ではないですが、かなりすすっと、速く読めました。
私のブログ記事もこれくらい簡潔に書ければ、もっと読んでいただけるかもと思いました(笑)

「割り勘は厳禁」
「仕事はかわいがられてなんぼ」
「宴会の幹事に立候補しよう」
「仕事は盗め」
→これは私たち世代(30代半ば)が途絶えさせた?

本書にでてくる↑は、激しく共感ですが、正直、社会人10年以上やってる私からしたら、こんなことが、わざわざ本で紹介される内容なのか!?と思ってしまいました。これらすべて、私が社会人なりたてのとき当然のように隣の先輩や、OJTの先輩に教えてもらったように思います。

宴会に至っては、新人が入社して「初めて自分たちだけでやる仕事」として、当然のようにやらされました。(当時はやらされ感満載でした、笑)飲み会を滞りなくできないヤツは、仕事もできないと言われました(笑)

私たちが当然のように教わってきたことを実は、私たち世代が下の世代に伝えてこれていなかったのではないか・・・と、少しどきりとしました。
新社会人の人には是非、読んでもらいたいな〜と思いつつ、私たち世代は、本ではなくリアルな日常で本書に書いてあるようなことを下の世代に伝えないといけないと、強く思いました。

家族ができて「節約モード全開」だった私には、「お金」編がささりまくった

この本に後押しされて、あきらめかけていた「いいもの」を買っちゃいそうです(笑)

 

名畑レビュー

対話な文書と程よい量で共感できるからこそ驚くほどスイスイ読むことができました。
アルバイトでも仕事でも外の世界と触れる機会がある時に読んでおくのがオススメだと感じました!

コミュニケーション

仕事の効率を上げるよりもまずはコミュニケーションを大切にすることが書かれていました。
仕事の効率もコミュニケーションがなければ相談もできないのであがりませんよね。
社会に出て経験していたら当たり前と思っていることでも、何が当たり前でどういう態度をしたらいいのか社会に出た途端に不安になったりしたことを思い出しました。
何にしてもコミュニケーションは場数をふんで経験を積むということに納得しました。
経験を積んだからこそ今のコミュニケーションになっているんだなと。
逆にコミュニケーションからどんなコミュニケーションをとっていたのか分かるのではないかと思いました。

いい意味でバカな人になれ

とてもバカになりたいと思いました。(笑)
つまり他の人と違うってことですよね?
真面目なのはそれは利口ですが、バカな人は逆にとても利口でないとできないと。
おもしろい人の方が仕事が集まるというのも分かります。
愛嬌とかあるから頼んでみようって感じになりますよね♪
そんな人になれたらなと思いました。

加藤レビュー

短い文章でスラスラと読めてしまいました。
各章にわたって簡潔に書かれているので「あれっ?なんだったけな?」と思ってもとても読み直しやすいです。
仕事で行き詰まったり、プライベートが上手くいかないと人のせいにしがちです。
マイナスの気持ちになったら本に書いてあったことを思い出せばポジティブな気分に変更できます。

浮気性になれ

仕事編に出てくる藤巻さんのアドバイスの1つです。
決して異性に対してではありません(笑)

「こんな風になりたい」と思える人をひとりに絞らなくてもいいということだ。たくさんの師を持ち、いいとこ取りをすればいいのだ。

とても印象に残っている文書です。
私は、社会人としてまだまだ一人前と言えるレベルではありません。
仕事を通して出会う方たちと比べてしまうと、ひよこ同然です。
相手との接し方や立ち振舞方など色んな人から盗んで盗んでいつかオリジナルにしたいです。

仕事だけでなく人生の師匠も欲しいですね。

田中レビュー

そもそもまずタイトルに惹かれました。
「後悔」という言葉がグッと心に響きます…。
一度も「後悔」せずに生きてきたという人は少ないかと思いますが、私は今までずっと自分の人生は「後悔ばかりの人生だ」と思っていました。
ですが、ここ数年で出会った人、昔からの友人、大切な方々からたくさんのことを学び、全てのこととは言いませんが、いくつかの「後悔」は「経験や学び」と捉えることができたと思います。
そういう中でこの本を読むことができ、この先の考え方、方向性、意識することを教えてもらえたような気がします。

中でも「時間編」は特に印象に残っています。

様々な時間の使い方について書いてあるのですが、「時間」を無駄にしない考え方…正確に言うと、「無駄」な時間も「無駄ではない」という考え方です。効率よく時間を使えればいいという話しでもなく、無駄な時間をどれだけ活かせるかでオリジナリティーのある人間になれるかが決まるのかもしれない…と率直に思いました。
そこに置き換えると「無駄な経験などない」という言葉の意味もスムーズで、「時間」「経験」がその後の出会いや出来事に結びついていく。未来に活かされる時間となるのだと思いました。

波塚のレビュー

短文で要点ごとに別れているので、とても読みやすい印象を持ちました。簡潔にまとまっていて言いたいことがダイレクトに伝わってくるような感じがしました。
10年後後悔しないためにどんな心構えでいたらいいのか、実体験を共に書いてあったので説得力があり共感できる部分も多かったです。

仕事は盗め、プライドは捨てたもん勝ち

この2つの言葉には特に心に響くものがありました。
新スタッフとしてインファクトで働くようになり、もっとできると思っていることができなかったり、戸惑ったりしてしまうことが多々あります。
ただ単に経験を積むだけでなく、先輩のやり方やスキル、ノウハウを見習い盗んでいかなければ!と日々思うと同時に自分なりのスタイルを作っていきたいと思いました。
また、何事においてももっとできるはずというプライドは捨てて、できないことを認めて向上する努力をしたいです。
このように本書を読んで気づけたことがたくさんあってよかったです。

人生の先輩からの手紙を読んでいる感覚になった デザイナー今野のレビュー

インファクトは若手が多いため、本書のような人生の先輩からのメッセージを聞ける機会があまりありません。
本書を今回の課題図書で読めて、良かったと思いました。

君がこれから先、後悔しないように俺が伝えたいことはこれだ!と人生の先輩からの手紙を読んでいる感覚になりました。

本書を読んで、心に残っていることが2つあります。
1つめは

いいものを知るためにお金を使え

いいものを知らない人に、いいものは作れない。いいものを知るためにお金を使うという考えに共感したからです。
そして、【いいものを知るには、早いほうがいい】吸収力のある若いうちに、いいものを知り、いい経験をすることで、人の魅力は増していく。
これから、もっとたくさんのいいものいい経験をするために、お金を使っていきたいと思いました。

2つめは

オリジナリティーは、無駄な時間、無駄な経験からしか作られない。
無駄を楽しみ、無駄を生かす。そんなところからすべては生まれる。

他人からは、一見無駄と思える時間や経験こそが、のちの未来に良い影響を与えるんだと。
無駄な時間の正しい使い方を、これから身につけていきたいです!

仕事を軸に10年後を後悔しないためのことが書かれていますが、プライベートにも通用すると思いいました。
10年後の人生後悔しないための本。
これから新社会人になる方には、ぜひ読んでいただきたいです!

おわりに

1時間以内にさくっと読み終えられます!
自分を大切に思ってくれる、人生の先輩からの手紙を読んでいるような感覚になる本です。

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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