カートシステムの種類とその特徴を理解してECサイトを構築しよう!
ECサイトって費用的にも労力的にも多大なコストがかかると思っていませんか?? 昔と違い、今はプランや事業計画によって様々な方法が選べます。 まずはECサイトのカートシステムの種類を決め、そこからサービスを絞り込んでいきましょう!
今日は、ECサイトの中のレジ部分の種類と特徴を理解してECサイトの構築する方法を検討しよう!という話です。
モールシステム
さまざまなモールシステムがありますが、今回はAmazonを例に説明比較しますね。
ECサイトでの目標年商目安
1千万円未満
機能初期費用
0円
ランニングコスト
月額固定費:4,900円
販売手数料
※販売手数料は配送料等を含む商品代金の総額に手数料率をかけた金額。手数料率は商品ジャンルによって異なる。(8%~45%)
メリット
カート機能や決済・セキュリティ等を気にしなくて良い。Amazonの信頼性や集客力、各種機能を利用できる。ユーザーにとって信頼性が高く、すでにAmazon利用者であれば会員登録が不要の為購入のハードルが低い。売れる、売れない関係なく売り場をつくるだけなら、左記金額だけでとりあえずスタートできる。
デメリット
定期販売商品の割引率の設定等販売規約上の制限がある。購入後〇〇日後にメールを送るなど、顧客フォローなどの機能がない。
カートASPを使用した自社EC
ECでの目標年商目安
1億円未満
機能初期費用
約750,000円~
カート初期費用 決済代行初期費用 ※カートシステム、契約による
ランニングコスト
約100,000円~
(例)カート月額利用料/50,000円 +決済代行月額利用料/5,000円 +決済手数料3.4% +売上処理料30円/件 ※カートシステム、契約による
メリット
低コストでECサイト運営に関わる機能(決済機能・ 商品管理・注文管理・顧客管理等)を全て揃えられ るので初期構築費が安価で済む。柔軟な定期プラ ンの作成や顧客リストの活用等ある程度の自由度 が高い設計・運用が可能。オプションサービスで必 要に応じて機能を追加出来る。機能追加、法改正 によるシステムメンテナンスもカートサービス側 で行ってくれるので、運用管理のコストが安い。
デメリット
カートシステムといっても20種類以上あるので、違いを理解し適切なカートを選ぶことが難しい。カスタマイズ性等カートシステムによる制限が存在する。
オープンソースや新規開発した自社EC
ECでの目標年商目安
1億円以上
機能初期費用
約1,500,000円~
決済代行初期費用
※決済代行サービスによる
ランニングコスト
約45,000円~
(例)決済代行月額利用料/5,000円 +トランザクション料 4円/件 +クレジット決済手数料3.4%
メリット
デザインやコンセプト・運営方針、基幹システムとの連携等パッケージサービスでは不可能な独自のショッピングサイトを制作出来る。売上げに対する手数料が決済代行サービスのみ。
デメリット
カートの構築費用が高額。保守や更新にもコストがかかる。システム障害やセキュリティ対策等、売ること以外にも気をつける事が多い。
まとめ
いかがでしたか?どの規模を目指すかによってカートの種類を決めて、ECサイト全体の構築を進めて行くのがよいでしょう。
インファクト編集部
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