ONTRAPORTはMAツールとして日本で使えるのか?やってみた!

こんにちは、京都オフィスの滝沢です!
インターン開始から早4ヶ月目となり、会社の雰囲気にもだんだんと慣れてきました!

さて本日は、アメリカ発のビジネスオートメーションツール、ONTRAPORT(オントラポート)について、実際に私が使ってみての使用感そしてMA(マーケティングオートメーション)ツールとして日本で使えるのか?についてご紹介致します!

レビュー評価4.4!ONTRAPORTとは?

ONTRAPORT(オントラポート)は2006年にアメリカで誕生した月額サブスクリプション制のビジネスオートメーションソフトウェアです。
主に、MA(マーケティングオートメーション)・CRM(顧客関係管理)・Eコマースなどに力を入れていて、現在は世界中にクライアントユーザーがいます。

ランディングページやMA(マーケティングオートメーション)のキャンペーン作り、フォームも簡単に作成可能となっていますので、初心者でも全く問題なく使うことができます。さらには、使用言語を日本語に設定することもできるため、英語が分からなくともある程度のサービスは使用できます!


写真提供:G2

海外のビジネス巨大レビューサイト「G2」においては、オントラポートはなんと4.2(72レビュー中)という評価でした!
様々な機能があるにもかかわらず、ひとつひとつが使いやすかったといった意見が多く、ユーザーのニーズに常に応えようとするお客様サポートの手厚さに感動した、といった声も見受けられました。

MAツールとして使用感が抜群だった点

ここでは、今回MA(マーケティングオートメーション)ツールとしてオントラポートを使ってみて「いい!」と感じた点をご紹介します。

デザインテンプレートが豊富!

まず、ONTRAPORT(オントラポート)には、さすが海外!といったデザインが豊富でした。
お客様を飽きさせないような、開けた瞬間にワクワクするようなデザインがたくさんあり、デザイン性の高さ・多様さが「さすがだな」と感じました。


写真提供:ONTRAPORT

操作がシンプルでやさしい、初心者にもオススメ!

キャンペーンで設定したシナリオに沿ってフォローメールを自動的に送信でき、個々のお客様に合わせたコミュニケーションを簡単に作成できます。
管理画面では、シナリオ(作成・統計)・メール(SMSも含む)・フォームなど、各項目にしっかりと分かれており、管理がしやすい印象を受けました。


写真提供:ONTRAPORT

キャンペーンの設定も、カラフルでクリエイティブな画面上で、簡単に行うことができました!顧客リストのインポートを使えば、配信リスト、顧客情報の一括登録と書き出しができます。


写真提供:ONTRAPORT

キャンペーンの管理画面で各項目ごとに「タグ」を挿入することによって、詳細に顧客情報を分けることも可能でした。詳細設定も図で分かりやすく進めていけるので、今何が必要・問題なのかが常にハッキリしていました!

海外ならでは?のライブチャットサポート機能

この機能に関しては、正直脱帽しました。
最近よくある、サイトを開くと画面の下部に表示され「自動返信」が大多数のお客様サポート機能ではなく、ONTRAPORT(オントラポート)では”ライブ”で担当者と英語でやり取りができました。※ちなみにこのライブチャットサポートは日本語での対応はありません。


写真提供:ONTRAPORT

本当に「なんでも」答えてくれますし、友達のように会話をする中でしっかりサポートをしてくれます!
驚くことに、担当者の中にはこちらが日本のユーザーということを知り、「横田基地に昔いたから、日本語が少し話せるよ」なんて方もいらっしゃいました。

ONTRAPORTはMAツールとして日本で使用できるのか?

ONTRAPORT(オントラポート)はMA(マーケティングオートメーション)ツールとして日本で使えるのか?

結論は「フォーム機能を使用できないのあれば使える」です。

これはどういうことかと言いますと、フォームを作成しテストをした際に「日本入力をして確定するためにエンターキーを押す」という概念が英語にはないことからか、日本で入力した内容を確定した際にエンターを押すとそのまま「送信」されてしまう、といったことが起こりました。

 

その他の機能に至っては、言語に限らず問題なく実装可能でした!

 

フォームの日本語入力問題について聞いてみると…

このフォーム問題についてどうにかならないのか、早速ライブチャットサポートに問い合わせてみました。その回答が、こちら。

「100%解決することは残念ながら不可能」という回答をいただきました。
日本で活用可能な状態には限りなく近いのですが、やはり完全に解決するための策は、現段階ではないようでした!

フォームを使わずにMAは可能?実名化できなければ意味がない。

では、フォーム機能を使わずにMA(マーケティングオートメーション)を実施することはできるのか?

答えは、実名化できなければMA(マーケティングオートメーション)の意味がない、です。

MA(マーケティングオートメーション)において、「実名化」は非常に重要な工程です。

今回ONTRAPORT(オントラポート)を試し解決できなかった「フォーム内での日本語入力」は、MA(マーケティングオートメーション)で大変重要な「実名化」をする上で必須です。どれだけデータの塊として、ユーザーの行動分析、分類、それによるシナリオアプローチをしても、結局は実名化させ、最後の成果までもって行けるかが重要なのです!

▶︎実名化の重要さについて詳しくお伝えしている記事はこちらから!
マーケティングオートメーションの実名化ってなに?実名化の重要性

 

まとめ

今回は、海外で評価の高いONTRAPORT(オントラポート)をMA(マーケティングオートメーション)ツールとして日本で使えるか、についてご紹介しました。

結論、ONTRAPORT(オントラポート)をはじめ、海外のMA(マーケティングオートメーション)ツールはリーズナブルな料金設定のツールが多いですが、日本で活用するにはまだまだハードルが高そうです!

そして今回私が使ってみたONTRAPORT(オントラポート)は、サービス自体がシンプルかつ機能的な作りで、初心者の方にもおすすめです。そして英語が強い!なんて方にはぴったりのツールかもしれません。是非一度チェックされてみてくださいね!

▶︎ONTRAPORT(オントラポート)公式サイト

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滝沢 きり

京都勤務の滝沢です。立命館大学・国際関係学部卒。 趣味は英語とサイクリング、天秤座・AB型(の平和主義)です! 社内のICT化、クラウド移行のお手伝いをさせていただいております。
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