【RPAの真髄】課題図書|レビュー
7月の課題図書は【RPAの真髄】著書:安部 慶喜氏(アビームコンサルティング株式会社) 、 金弘 潤一郎氏。
【RPAの真髄】のざっくりした内容
RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)とは何か、どのように導入していくのか。実際に導入した企業の取り組みを紹介しています。
RPAを導入することは一人の社員としてロボットと共に共存していくとはどういうことなのか。
実際に導入している企業の取り組みを知ることで理解が深まります。
スタッフレビュー
コンノレビュー
会議の日程調整から会議室の手配、参加書への連絡もRPAで行えるということに驚きました。参加人数が増えるほど、時間調整に時間と労力がかかります。
それがRPAを導入することで人がやらなくて済む。
RPAを導入すれば、すぐに人が機械的にできることをやらなくて済むのではなく、RPAに本気で取り組まないと成果がでないということを知ることができました。
波塚レビュー
今後生産人口が減っていく日本、特に人手不足が加速する中堅・中小企業こそRPAの導入には価値があると感じました。
RPAで特徴的なのは定型的な作業をパソコンの中のロボット(+AIの場合も含め)が行ってくれるというものでした。機械的な業務や作業はロボットに任せて、人間がすべきことは新しいコトを創る意思決定が中心になっていき、より人間にしかできない柔軟な事が重要視されるようになるのだと痛感しました。
自動化で業務負担が減る、人手不足が解消できても、次に何をするかの意思決定は人間の役目、RPAに一喜一憂せずに今の自分に創り出せるコトを考えたいと思いました。
山井レビュー
RPA(Robotic Process Automation)は、人材不足や働き方改革が問題となり急速に導入が進み先行した大企業においては導入が約8割に達し業務の自動化が進んでいると言われています。しかし、ただ導入すれば効果出ると言うものではく、運用法を間違えればリスクとなり、成功させるためにはどうすれば良いのかを実例を交えて紹介されています。
その中で、ただRPAを導入するのではなく「RPAをベースとした業務改革や社員の意識改革」も重要になるという点がとても勉強になりました。
AIが騒がれている昨今ですが、RPAも必要不可欠になってくると思うので一読するべき1冊だと感じました。
滝沢レビュー
RPAによって働く人の意識が変わるということを学びました。
この業務を自分がやるべきなのか、他の誰かがやるべきなのか、ロボットに任せるのか、またはシステム化すべきものなのか。
RPAが全能なのではなく、こういったことを自発的に考える中で具体的に私たちの働き方が変わり、生産性が上がるということをイメージできるという点で分かりやすかったです。
名畑レビュー
RPAを導入することでどんな変化を受けるのか、社員がどのように変わっていくのか具体的に知ることができました。
導入したら自分はどうなるだろうか、イメージがしやすくなります。
RPAに関わらず、技術はまず導入して活用してみないと見えないものが多くあります。
働き方改革が行われている今、どのような対策がすべきなのか考えさせられました。
そして改めて、知らない内にロボットやAIが身近な存在であること・今後どのような場面で必要であることを実感することができました。
最後に…
低コストでRPAが導入できるようになったので、中堅・中小企業も導入が増えています。
自社がRPAを導入する前に、RPAについて学ぶには最適な一冊です。
今野 ちか
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