WEBデザインと紙デザイン|それぞれに適した解像度の違い

20160913B

こんにちは!波塚です。サークルKサンクスがファミマになるとニュースで見て、サンクスのジャンボ焼き鳥が食べられなくなるのでは!?と心配です。
会社の近くにサンクスがあって、結構気に入っていたので残念です。

さて、今回は画像の解像度についてです。実は画像はWEBデザインとポスターなどの紙のデザインでは扱いがかなり違います。
具体的には必要な解像度が異なるのですが、実際にどういった違いがあるのでしょうか?

目次

  • 画像の解像度とは?
  • WEBに適した画像の解像度
  • 紙に適した画像の解像度
  • まとめ

画像の解像度とは?

まず解像度について簡単におさらいしていきます。

解像度とは点の密度

画像は点(ドット)の集まりです。解像度とは1インチにその点がどれだけあるかを表しています。
1インチでそのドット密度が高いほど解像度が高く綺麗な画像ということになります。

解像度の単位は「dpi」

解像度には「dpi」という単位があり、先ほど述べたように1インチにどのくらいドットがあるかを表します。

下の画像のように同じサイズでも解像度(ドットの密度)によって鮮明さが大きく変わります。
解像度による画像の見え方の違い

「WEB」と「紙」それぞれに適した解像度の違い

解像度=dpiが高ければ高いほど画像は鮮明になり、綺麗に表示される。それならとにかくdpiの高い画像をWEBと紙で同じように使えばいいと思うかもしれません。

しかし、WEBと紙それぞれに適した解像度の画像を使わないと、データ容量が重くなてしまったり、画像が荒く表示されたりします。
WEBと紙、両方に適した解像度を理解しておきましょう。

WEBに最適な画像解像度

一般的にモニターで表示する場合には「72dpi」が最適だとされています。

紙に最適な画像解像度

紙など印刷する場合には「300〜350dpi」の解像度が必要だとされています。
印刷物はモニターなどよりも繊細な表現が可能なので使用する画像も高解像度なものを求められます。

まとめ

画像解像度はWEBと紙でかなり大きく変わります。WEBで高解像度の画像を使用してしまうとデータが重くなり、表示に時間がかかってしまうなどのデメリットがあります。
また、紙に使う画像の解像度も遠くから見るような大きなポスターであれば200dpi程度でも問題なく、逆に荒い紙や文字が主体のものであればもっと低い150dpi程度でも大丈夫です。

WEBと紙では考え方が違うので注意してみてください。

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波塚浩平

デザイナー&コーダー株式会社インファクト
デザイナーの波塚です。昔からものづくりが好きで、なんでも自分でつくりたくなってしまうことが多いです。好きな言葉は「若いときに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる」です。後で後悔しないよう、今を全力で突き進みます!
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