知ってると便利!Googleタグマネージャー(メリット編)
前回【知ってると便利!Googleタグマネージャー(入門編)】をお届け致しました。
今日は、その第二弾【知ってると便利!Googleタグマネージャー(メリット編)】です。
Googleタグマネージャーを導入すると、どのようなメリットがあるのかご紹介致します。
Googleタグマネージャー導入のメリット
- タグが一括管理できて楽になる
- タグの公開前にテストができる
- 変更の履歴がバージョン管理できる
- サイトの表示速度のスピードアップになる
タグが一括管理できて楽になる
Googleタグマネージャーの名の通り、タグを楽に管理することが出来ます。
複数のタグがあると、どのタグが何の役割をしているのか把握しづらくなりますが、管理画面で管理し易い名前を付けて管理できます。
タグの名前に付け方など、運用ルールを決めておくと担当者が変わる場合でも、引き継ぎがスムーズに行うことができます。
複数のタグをGoogleタグマネージャーを使用しないで管理していると、引き継ぎの時にタグの説明や設置方法、確認方法など、引き継ぎしなければならないことがたくさんできてしまい、タグの管理が複雑になっていってしまいます。
タグの公開前にテストができる
Googleタグマネージャーで設定したタグがキチンと動作するか、公開前にテストすることできる【プレビューモード】という機能があります。
設定内容が正しく動作しているか、テストできるので設定ミスを未然に防ぐことができます。
知識が浅い人には、公開前にタグの動作テストができるのは安心ですよね!
変更の履歴がバージョン管理できる
Googleタグマネージャーはタグを新規で公開する時、設定を更新した時など、タグを公開すると履歴が残るようになっています。
バージョン管理では、公開した日時・公開者・公開設定内容が管理されています。
公開中のバージョンでエラーが起こった場合、すぐに前のバージョンに戻すことができます。
新しいバージョンを公開する時に、自動的に前のバージョンが複製されバージョン管理されます。
サイトの表示速度のスピードアップになる
複数あったタグが1つのコードに変わるので、WEBサイトの表示速度が早くなります。
WEBサイトの表示速度が上がることは、ユーザビリティの向上に繋がります。
最後に…
今回はGoogleタグマネージャー導入のメリットについて書きました。
タグが一括管理できて、楽な面もありますが、デメリットも気になりますよね?
メリット・デメリットをキチンと理解した上で導入をお考えくださいね。
次回は、デメリットを紹介していきたいと思います。
今野 ちか
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