日本で働きたい優秀な外国人財を採用するために企業がすべきこと
全国的に気温がグッと高くなり、京都の茹だるような暑さに早速負けそうな日々です…
さて、前回は「海外展開&新規顧客の獲得に!外国人財採用のメリットとは」にて外国人財を採用するメリットについてお伝えしました。今回は外国人財を採用する際の日本人との違いについてご紹介します!
外国人財は年々、確実に増えている
前回の記事でもお伝えしましたが、日本企業に勤務する外国人財は年々増えています。2018年12月に外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法(入管法)が国会で可決、成立しました(施行は2019年4月から)。この改正法では日本政府が指定した業種で、一定の能力が認められる外国人労働者に対し、新たな在留資格が付与されます。受け入れ人数は、なんと5年間で最大約34万5千人を見込んでいます!
現在、日本全国で人手不足という状況が続いている中、この機会に外国人労働者の受け入れを検討されている企業さまが多くいらっしゃる、というのが現状です。
外国人財が惹かれる日本企業で働く魅力とは?
教育機会が充実&マニュアル化されている
外国人財にとっての「日本企業の魅力」は何なのでしょうか。そして、「どのような仕事にやりがいを持つ」のでしょうか?答えは、「教育機会」です!日本企業は長期就業を前提に、人材育成を行うところがほとんどです。丁寧な研修、その後のOJTはもちろんですが、作業方法や工程がマニュアル化されているのも日本企業の特徴といえます。このような仕組みが、外国人財が日本企業に対し大きな魅力に感じるポイントです。
私と同じ大学出身で、現在日本企業で働く中国人の友人は、日本は上司が後輩を育てることで評価されるのに対し、中国では一定まで後輩が育つと自分のポジションが奪われる可能性が高まるため(リスキーな状況になるため)、何でもかんでも容易く教えてはならない、などという風潮があるそうです。それに比べると、日本の企業文化は大変魅力的と言えるでしょう。
魅力たっぷりの日本企業が外国人財に示すべきこと
そんなモチベーションの高い外国人財に、日本企業が提供するべきことは何でしょうか?
それは「キャリアパス」です。勤務する企業において「どんな役割を担当し」「どんなスキルを身につけることができ」「どんなキャリアを築いていけるのか」。大きな企業では曖昧になりがちな部分と言えますが、モチベーションが高い外国人財(特に高学歴で日本語を自分の意思で学んだ国際高度人財)にとっては、企業選びをする上で大変重要なポイントとなります。
何と言っても、そもそもの向上心が高い彼らですから、同じ業務を何十年も毎日していく、などの概念はあまり通用しにくいのです。
まとめ
優秀な外国人財を自社で採用するためには、
- 社内教育を徹底する
- 入社後のキャリアパスを示す
の2点が非常に大切です!!
昨今問題となっている人手不足は、外国人財で解決することができます。しかしながら、まだまだそのことをご存知ない企業様が沢山いらっしゃいます。インファクトでは人手不足にお悩みの企業さまに、優秀な国際高度人財そして今かなり話題の特定技能1号人財をご紹介しています!現在【国際高度人財 無料相談会】を行なっておりますので、以下リンクの無料相談会お申し込みフォームからお問い合わせくださいませ。
滝沢 きり
最新記事 by 滝沢 きり (全て見る)
- 写真をQRコードに!カラーQRコードが作れる「Design QRcode Generator」 - 2023年4月21日
- 周年・世代交代を機に社内改革!進化し続ける組織の作り方 - 2023年1月26日
- モバイルファーストとは?スマホに特化したサイトデザインのメリットと必要性 - 2023年1月16日