セッション時間(滞在時間)とは?Googleアナリティクスの見方

セッション時間(滞在時間)とは?Googleアナリティクスの見方

こんにちは。今年中に何とか現存十二天守閣をコンプリートしたい篠崎です。
目指すは後2つ。備中松山城と国宝になったばかりの松江城。11月の三連休は宿が手配できず、12月の土日で何とか回りきりたいと鋭意計画中です。

さて、今回は「セッション時間」いわゆる「サイト滞在時間」について解説いたします。
Google(グーグル)アナリティクスでは、その仕組み上、「セッション時間」を正確に計測することができません。その部分も含めて解説していきますので、どうぞ参考にしてください。
※なお、セッションについては「セッションとユーザーの違いとは?」をお読みください。

セッション時間(滞在時間)とは?Googleアナリティクスの見方

目次

  • Googleアナリティクスは、どうやって時間を計測するか?
  • セッション時間とは?
  • 平均セッション時間とは?
  • 直帰率が高い場合は不正確に
  • セッション時間は読まれているか?を考える指標
  • まとめ

Googleアナリティクスは、どうやって時間を計測するか?

「セッション時間」を説明する前に、まずはこの問題から。
Googleアナリティクスが、どうやってお客さんがホームページを読んだ時間を計測しているのか?という話です。

アクセス解析のシステムは、計測の仕方でいろいろな種類があるのですが、Googleアナリティクスは俗に「ビーコン型」と分類されます。(単語は覚えなくても大丈夫です)

これはホームページの各ページにプログラムが仕込んであって、ホームページを訪れたお客さんが何か行動すると、その情報を計測ツールに送るという仕組みです。
送るといってもそこまで複雑な情報を送っている訳ではなく、今回、問題となる「セッション時間」に関して言えば、ページを開いた瞬間の時刻を計測します。
ページを開いた時刻がわかれば、複数ページを見た場合、その時刻の差額を計算すればページの滞在時間が推測できるという寸法です。
例えば、お客さんが、

トップページ→料金表ページ→サービスページ(離脱)

・・・と遷移していった場合、仮にトップページを開いた時間が9:53、料金表ページを開いた時間が9:55、サービスページを開いた時間が10:01だった場合、トップページを2分、料金表ページを6分開いていたことが計算できます。

ただし、この計測方法ですと、お客さんが最後に見たページについては、次のページの時間が計測できません。ですから、「最後に見たページ」を開いていた時間を計ることができません。

上記の場合ですと、サービスページを最後に離脱していますので、サービスページを開いていた時間そのものは計測できません。

セッション時間とは?

Googleアナリティクスの時間計測方法を理解したところで、「セッション時間」について見てみましょう。

セッション時間とは、1回のセッションにかかった時間ということになります。

ただし、既に解説しましたが、Googleアナリティクスは仕組み上、最後のページの時間は計測できませんから、実際の数字とは微妙に異なります。
上記の例で言えば、

トップページ(2分)→料金表ページ(6分)→サービスページ(不明)

ですから、合計で「セッション時間」は8分となります。この人が、実はサービスページを10分熟読してから離脱したとしても、数秒しか読んでいなかったとしても、Googleアナリティクス上は「8分」になってしまうのです。

従って「セッション時間」は、実際にセッションにかかった時間ではなく、最初に計測された時刻と、最後に計測された時刻の差だということになります。

平均セッション時間とは?

平均セッション時間

では続いて「平均セッション時間」についてです。これは、読んで字のごとく「セッション時間」の平均になります。

つまり、お客さんがホームページに訪れると、平均でどのくらい滞在しているのか?の目安となります。

基本的に、お客さんの多くが内容に高い関心を持つほど、読み込む時間が長くなります。ですから、この数字が長ければ長いほど、お客さんは関心を持ってあなたのホームページを読み込んでいる可能性が高いと考えられます。
逆に、この数字が短ければ、あまり読み込まずに立ち去った、ホームページに興味を持たなかったと思われます。

実際に、この時間でどのくらい内容を読めるだろうか?と考えると、よりリアルにお客さんをイメージできるでしょう。
また、ページ/セッションと比較することも重要です。2ページを10分かけてじっくり読み込むのと、10ページを10分で読むのとでは、平均セッション時間は同じでも意味が大きく異なりますから。

しかし、前述しましたように、「セッション時間」がそもそも正確な数字ではありませんので、平均値である「平均セッション時間」も正確なものではありません。参考程度に考えると良いでしょう。

直帰率が高い場合は不正確に

前述の通り、Googleアナリティクスは仕組み上、離脱したページの滞在時間は計測できません。
では、1ページしか見なかったお客さんの数字はどうなるのでしょうか?

Googleアナリティクスは、これを「0秒」としてカウントしてしまいます。

例えば、以下のような4つのセッションがあったとします。

  • セッション1(トップ→料金→サービス):5分
  • セッション2(トップ→サービス→料金→サービス):10分
  • セッション3(トップ→サービス):5分
  • セッション4(トップのみ):0分(計測できない)

この場合、4つのセッションで合計20分ですから、「平均セッション時間」は「4分」となります。
セッション4が本当はトップページを10分ぐらい読んでいたとしても、1ページしか見ていなかった場合、つまり直帰された場合、計算上は「0」になってしまいます。
このように、お客さんに直帰されてしまい、1ページしか読まれなかったページが多くなればなるほど、「0」の人が増えます。

つまり、直帰する方が多い=直帰率が高いと、この数字はかなり不正確になります。

平均セッション時間は読まれているか?を考える指標

ここまで見てきましたように「セッション時間」「平均セッション時間」は、あまり正確な数字ではありません。特に直帰率が高い場合は、非常に不正確な数字となってしまいます。
もちろん、「平均」に関しては、極端な人がいた場合、実体とかなりズレれしまう可能性もあります。
これはGoogleアナリティクスの仕組み上の問題で、設定や見方で何とかできるものではありません。

では、この数字は不要なのか?といえば、そうではありません。

  • お客さんが本当にホームページを読んでいるのか?
  • ホームページの内容はお客さんの求めるものなのか?

を判断するのには重要な数字です。

「平均セッション時間」が長ければ、それだけお客さんは関心をもってホームページを読んでいる可能性が高いといえます。逆に、この数字が短ければ、お客さんの期待に添えない内容である可能性が疑われます。

また、直帰率が高い場合、数字はあてになりませんが、直帰率が高いにもかかわらず「平均セッション時間」が長い場合、実際に読んでくれた人が熱心に読んでくれたため、平均値が伸びた可能性があります。
この場合、「内容は良いが、そのことがお客さんに伝わっていないのか」「そもそも対策しているキーワードが間違っている」といった可能性があるでしょう。

このように、数字からさまざまな状況を想像して、お客さんの動きをイメージすることが大切です。

まとめ

  • Googleアナリティクスは最後に見たページの時間を計測できない
  • 直帰率が高い場合、セッション時間は不正確になる
  • 平均セッション時間は、お客さんが興味を持っているかを考えるバロメーター

以上、簡単ではありますが、「セッション時間」「平均セッション時間」について解説いたしました。本文でも触れましたが、アクセス解析をする場合、最も重要なことは、お客さんをイメージすることです。データの意味をしっかりと理解し、数字の意味するところイメージして、ホームページの改善に役立てていただければ幸いです。

Googleアナリティクス関連のオススメ記事

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篠崎淳

篠崎淳

売上アップアドバイザー・Webディレクター株式会社インファクト
日本トップクラスのシェアを誇るビジネスブログ制作会社で、ホームページの導入コンサルを担当。中小企業・士業・治療院・工務店を中心に、50業種・約1400サイトのディレクションを手がける。得意業界:士業(弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、税理士など)、治療院、工務店ほか。また、ニッチな業界やマニアックな趣味的ジャンルも得意。趣味は一人旅(神社仏閣・お城めぐり)。2015年に現存十二天守閣をコンプリート。2016年からは5年計画で日本百名城にチャレンジ中。2016年は29城を攻略しました。 http://www.infact1.co.jp/

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